2017京都の桜の名所醍醐寺の開花予想と見頃は?アクセス方法は?
2017/04/02
京都には数々の桜の名所があります。
その中でも人気なのが『醍醐寺』の桜です。
近年ではその美しさが知れ渡り毎年、多くの花見客で賑わいます。
訪日外国人の増加もあって更に花見シーズンは想像以上の混雑ぶりです。
醍醐寺を訪れる前にある程度の情報を知っておき、桜の時期や見頃、アクセス方法など計画をたてておきましょう。
では画像を交えて醍醐寺の花見情報を見ていきましょう。
京都の桜の名所『醍醐寺』
世界遺産にも登録されている醍醐寺は古い歴史があり、「花の醍醐」と呼ばれるほど見事な桜を咲かせます。
太閤豊臣秀吉が晩年に贅の限り尽くして行った「醍醐の花見」は有名な話です。
また4月の第2日曜日には「太閤行列」という豊臣秀吉の花見の様子を再現するイベントが行われます。
参道の桜のトンネルや樹齢100年を超えるソメイヨシノなど至る所に見事な桜が咲き誇ります。
その中でも有名なのが大玄関前の大紅しだれ桜です。満開の時期には遠くから眺めるのがやっとなほど多くの花見客で混雑する人気ぶりです。
私個人のおすすめは何といっても国の特別名勝にもなっている回遊式庭園です。
美しい池には島や橋があり、滝も作られています。これだけの庭を造らせた太閤秀吉がいかに力をもっていたのかと歴史に思いを馳せながら時間を忘れて眺めてしまうほど見事です。
その他にも醍醐寺の境内には多くのお花見スポットや、雨月茶屋エリアには京料理や花見弁当の販売などもあるので春の陽射しを楽しみながらゆっくりと散策してみてください。
■醍醐寺のお花見情報■
●開門時間・・・・・・9:00~17:00(拝観券の発売は閉門1時間前まで)
●拝観料・・・・・・・三宝院、霊宝館、伽藍 各600円
3か所共通券 1,500円 (3か所拝観する場合はお得です)
●住所・・・・・・・・〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22 総本山 醍醐寺
●問合せ・・・・・・・ TEL:075-571-0002/FAX:075-571-0101
醍醐寺の開花予想と見頃
醍醐寺では河津桜が咲き始めるのを皮切りに枝垂れ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜と様々な種類の桜を楽しむことが出来ます。
種類の異なる桜は満開のタイミングが違うので河津桜の咲き始めから金堂わきの大山桜が散るまでの約3週間がお花見シーズンになります。
もちろん気温や天候で多少の前後はあると思いますが近年の咲き具合をもとに予想しています。
●開花予想・・・・・・・・4月1日頃~4月5日頃
●満開の見頃・・・・・・・4月7日頃~4月10日頃(枝垂れ桜が満開)
●まだ見頃・・・・・・・・4月11日頃~4月13日頃(八重桜が満開)
●散り始め・・・・・・・・4月14日前後
おおよそ河津桜⇒枝垂れ桜⇒ソメイヨシノ⇒山桜⇒八重桜の順に満開を迎えるようなのでご参考に。
醍醐寺へのアクセス方法と駐車場情報
■マイカーの場合■
醍醐寺周辺の道路は意外に狭いです。花見客のマイカーや観光バスで大渋滞です。
醍醐寺の駐車場はあるのですが、花見シーズンは駐車できないという前提で行くのが無難です。
私も醍醐寺の駐車場に停めようと行った経験があるのですが、その時はガードマンから「本日は予約車と関係者しか駐車できません。」と断られました・・・・
結構な渋滞でようやく辿り着いたのにとガッカリした苦い思い出があります。
なのでマイカーで行かれる方におすすめの駐車場をご紹介します。
●西館 パセオダイゴロー(市営駐車場)
●東館 平和堂
上記の駐車場の1日上限の料金は1,200円です。パセオダイゴローか平和堂で1,000円以上の買い物レシートを使うと2時間無料になります。
駐車場から醍醐寺までは団地の間の遊歩道を歩いて約15分ほどで到着します。
駐車できるか分からない醍醐寺の駐車場の渋滞で時間をかけるなら最初からご紹介の駐車場を目指した方が無難かと思います。
■公共交通機関の場合■
●バス・・・・・・・京阪バス 京都駅八条口(ホテル京阪前)から醍醐寺(約30分) 大人300円・小児150円
●電車・・・・・・・JR京都駅⇒JR東海道本線(琵琶湖線)⇒約5分⇒山科駅⇒京都市営地下鉄東西線乗り換え⇒約10分⇒「醍醐駅」で下車。
JR京都駅⇒JR奈良線・六地蔵駅⇒京阪六地蔵駅⇒地下鉄東西線に乗り換え⇒約5分⇒「醍醐駅」で下車。
まとめ
歴史を感じさせる醍醐寺に樹齢100年を超える桜が見事に咲き乱れる景色は圧巻です。
太閤秀吉を思いながらこの空間を眺めるとタイムスリップしたかのような錯覚に陥るようです。
渋滞や混雑は年々ひどくなっているように感じますが、ぜひプランを練って訪れてみて下さい。
開門直後は比較的すいているようなので、早起きして行けば三文の徳かも!?