インフルエンザの時にお風呂に入るのは大丈夫?感染しない?順番は?
2016/01/13
季節の風物詩のように猛威を振るうインフルエンザ。
気を付けていても、完全に防ぐのはなかなか難しいですよね。
予防することが一番大切ですが、もし自分や家族が感染してしまった場合の対処法も大切です。
今回は、感染してしまった場合にお風呂をどうするかってポイントについてお伝えしていきます。
インフルエンザの時にお風呂に入るのは大丈夫?
インフルエンザにかかり発熱すると汗もかくので、お風呂に入れないって辛いですよね。
でも、一般的にお風呂には入ってはいけないって聞いたりもするけど本当のところはどうなんでしょう?
まず、結論から言いますと悪寒がしなければ入浴はOKだそうです!
勿論、それぞれの症状の違いがあるので一概には言えませんが感染症科の医者曰く
「感染症に罹患している状態というのは体力が低下しています。
その様な状態で清潔にしていないと、皮膚常在菌が繁殖するので皮膚は清潔にした方が良い。」との事でした。
但し、入浴の際には次のような事に気を付けて下さいね!
①高熱や体力が著しく低下しているときは入浴を避ける。
②発熱がある場合は、入浴すると体力を消耗するので入る前に浴室をしっかり温めてシャワーで体を洗う程度にする。長湯もNGです。
③温度差は禁物です。入浴後に体が冷めないよう室温も温めておき湯冷めしないようにしましょう。
④入浴後は頭髪もしっかり乾かして速やかに布団に入り安静にしましょう。
インフルエンザの症状や、それぞれの体力にも違いがあるので掛かりつけのお医者さんに相談し
判断してくださいね。
インフルエンザの家族が入ったお風呂で感染しない?
次に気になるのがインフルエンザにかかってしまった家族がお風呂に入って、他の家族に感染する
心配はないのでしょうか?
インフルエンザウイルスは気温20℃以上、湿度50パーセント以上の環境では感染力が衰えます。
言い方を変えれば浴室が一番感染をしにくい場所になります。
ただ、絶対に移らないという事ではないのでご注意くださいね。
また、患者さんの使ったタオルなどは使わない事もお忘れなく!!
インフルエンザ患者の家族がいる時のお風呂に入る順番は?
上の項目でもお伝えしたように浴室はウイルスの感染力は衰えます。
ウイルスは低温・乾燥に強く、高温・多湿に弱いという特徴があります。
しかし、万全を期すならば患者さんに一番最後に入ってもらいましょう。
他の疾患でも言える事ですが絶対に安心ということは無いので、入浴に関しての
ルールとして覚えておくと他のケースでも役に立つと思いますよ!!
まとめ
入浴に関しては、患者さんの体温、体力など様々な状態を考慮して判断してください。
また、家族への感染を出来るだけ防ぐためには室内の湿度を保ちマスクをつけるなど
の対応が効果的だと言われています。
家族全員が感染してしまうと大変ですので、より注意してインフルエンザに対応して
下さいね!!