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マンション北側の部屋が湿気でカビだらけ。原因と対策と掃除方法は?

      2018/10/26

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マンションの北側の部屋って日当たりも悪く、どうしてもジメジメしてしまいます。

年間でも梅雨時の湿気と冬場の結露はカビが繁殖しやすい環境になり、部屋の壁やクローゼットの中がとんでもないことに・・・

特にマンションは気密性が高く結露しやすい環境なので注意が必要なんです。

なんだかカビ臭いなと思って調べてみるとタンスの裏側や壁紙のつなぎ目が黒ずんでいるなんて事もしばしばです。

カビは匂いだけではなく、健康にも害があるので放っておくと大変なことになるかも知れません。

今回はカビが発生する原因を知り対策を考え、繁殖してしまったカビをどうやって掃除すれば良いのかをお伝えしていきます。

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マンション北側の部屋にカビが生えやすい原因は?

気温が上昇し雨の日が多い梅雨の季節は、空気中の湿度が高くなります。

空気自体が湿気を含んでいるので空気が循環しにくい家具の裏側やクローゼットの中などは湿った空気がたまりカビが発生しやすい環境になります。

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特に北側に位置する部屋は日当たりも悪く、寝室などに使われているのもひとつの原因です。

就寝時の発汗量は大人で50g/1時間と言われています。8時間の睡眠で約400gの汗をかくことになります。

大人2人が寝ているとこれの倍の汗の量が布団に吸収されたり水蒸気となって室内の湿度を更に高めます。

またカビが発生しやすい温度は20℃~30℃。ダニも同じくこの温度帯を好みます。

ただし30℃を超えると繁殖は衰え、36℃以上では繁殖がほとんど止まります。だから夏場にカビが発生しないのです。

次にカビの栄養分となるのはホコリは勿論ですが、木材や壁紙、畳そして人の垢やダニの死骸など身の回りにあるもの全てと言っても過言ではありません。

これらのカビが繫殖するのに必要な湿度、温度、栄養の3拍子が揃う梅雨の季節は要注意です。

では、梅雨の季節にカビを繁殖させない為にはどうすれば良いのでしょうか?

北側の部屋のカビを繁殖させない為の対策は?

まずカビが繁殖する場所として家具の裏、ベットの下、押入れやクローゼットの中などが多いのではないでしょうか?

対策としては部屋の換気が一番の基本です。

湿ってた空気を滞留させずに循環させて湿度が上がるのを防ぎましょう。

【すぐにできる対策】

①朝起きたら窓を開けて空気を入れ替える。

②晴れた日には布団を干す。

③布団を敷いたままにしない。

④ベットの下に物を置かない。

⑤押し入れやクローゼットは開けたままで換気する。

⑥こまめに掃除をしてホコリやゴミなどカビの栄養分を残さない。

これだけでもカビの繁殖を抑える効果があります。

とにかく空気を入れ替え循環させることで湿度を下げましょう。

【除湿グッズを活用する対策】

①布団乾燥機で湿気を飛ばす。

②湿気が溜まりやすい場所に除湿剤や重曹を置く。

③押し入れやクローゼットの床や壁はスノコで通気性を良くする。

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④除湿器で強制的に湿度を下げる。

⑤空気の流れが悪い場所は扇風機で換気する。

⑥防カビスプレーを吹き付けて予防する。

以上のようにカビが繁殖する前に予防できるグッズを活用すれば更に効果が高まります。

市販の防カビスプレーは人体やペットに無害で押入れやクローゼット、畳にも使用できるものもあります。

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日頃の換気や掃除と、予防を行うことで嫌なカビとさよなら出来そうですね!


生えてしまったカビを除去して掃除する方法は?

次はすでに繁殖してしまったカビを衛生的に掃除して、予防する方法をお伝えしていきます。

カビは一度生えてしまうと完全に除去しない限り空気中の浮遊菌率が上がってしまいます。

濡れた雑巾などで拭き掃除をして一時的に綺麗になったように見えても、すぐにカビは再生してしまいます。

そこでオススメなのが次亜塩素酸ナトリウムを使って掃除する方法です。

①薬局で次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度4%未満)を購入。

②霧吹きに次亜塩素酸ナトリウム1に対して水3の割合で希釈します。

③この除菌剤をカビが繁殖している部分より広めに吹き付けます。

④約1時間ほど放置してから雑巾で拭き取る。

⑤拭き取ってもカビが残っているようなら③から繰り返す。

これで生えてしまったカビをほぼ完全に除去できます。

エタノールよりも除菌力、殺菌力ともに断然効果が見込めますよ。

注意点は衣類やカーテンなどの色落ちのする物には使用しないでください。

次亜塩素酸ナトリウムでカビを除去して、拭いた箇所をしっかり乾燥させてから防カビスプレーで予防措置をしておけば安心ですね。

ただ、日頃の換気や掃除は怠らないことが大切です。

まとめ

湿気の多い日本では対策をしておかないとどうしてもカビは繁殖してしまいます。

カビ臭が不快なのは勿論ですが、空気中にカビ菌が浮遊することで健康にも害を及ぼします。

小さなお子さんがおられる家庭は特に心配ですよね。

健康だけでなく家自体の痛みや老朽化の原因にも繋がるので注意しましょう。

北側の部屋は日当たりも風通しも悪いからと諦めずにカビ対策をして下さい。

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