京都の6月は祇王寺の苔と新緑が見ごろ。拝観料とアクセス駐車場情報
京都と言えば桜や紅葉を思い浮かべる方が多いでしょうが、瑞々しい新緑も古都の街を美しく彩ります。
特にこの季節は、京都がいかに自然に恵まれた素晴らしい環境かを再確認させられます。
芽吹いたばかりの透明感のある薄緑から少しづつ色を深めていく6月。
梅雨の雨に静かに濡れる新緑と苔が見頃を迎えます。
しとしと降る雨の日に情緒ある京都の街を歩きながら思いに耽るのも贅沢なひと時。
今回は苔と新緑を堪能できる祇王寺を写真を交えながらご紹介します。
今年はぜひ祇王寺へ足をお運びになってみては。
祇王寺の苔と新緑の見ごろは?
竹林と楓に包まれるように建つ祇王寺は奥嵯峨にある尼寺。
かつては広大な敷地を有する往生院の境内にあったのですが、後に往生院が衰退し祇王寺として現在に至ります。
また平家物語でも語り継がれており、平清盛から寵愛を受けていた祇王が清盛の変心によって都を追われて出家した尼寺としても知られています。
そんな悲哀の歴史を投影しながら眺める苔むした庭園や新緑はより一層深い色合いに見えてきます。
そして祇王寺に訪れるなら6月。
新緑や苔の緑がやや深みをおびて、木々に囲まれた庭園の空気さえ緑色に感じます。
さらに雨に濡れた木々や苔の輝く景色の美しさは言葉では言い表せないほどの美しさ。
祇王寺に足を運ぶなら、あえて小雨の降る日を選んで頂きたいものです。
緑の庭園を目で堪能し、木々の臭いを吸い、しとしと降る雨音を聞きながら五感を癒してみてはいかがですか。
祇王寺の拝観料と拝観時間は?
■拝観料・・・・・・・・・・・・・・大人/300円 小中高生/100円
■大覚寺と祇王寺の共通拝観券・・・・600円
*通常拝観料:大覚寺500円・祇王寺300円
■拝観時間・・・・・9:00~17:00(16:30受付終了)
祇王寺へのアクセスと駐車場情報
■所在地・・・〒616-8435 京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
■電話・・・・075-861-3574
【電車】
■JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅より徒歩20分
■京福電鉄 嵐山駅より徒歩20分
【バス】
■四条河原町・・・市営11番(山越中町行)→約50分→嵯峨小学校前下車して徒歩17分
■四条大宮(阪急大宮駅)・・・市営91番(大覚寺行)→約30分→嵯峨釈迦堂前下車して徒歩15分
■阪急嵐山駅・・・市営28番(大覚寺行)→約10分→嵯峨釈迦堂前下車して徒歩15分
【駐車場】
祇王寺周辺の道路は非常に狭く、コインパーキングも無くないですが3台~5台ほどしか駐車できない小さな駐車場です。
マイカーで行く場合は嵐山周辺か大覚寺周辺のコインパーキングを利用するのがおすすめです。
まとめ
一年を通して京都の観光スポットを散策するのですが、桜や紅葉の季節は言うまでもなく美しいです。
しかし私個人のおすすめはしっとりと雨に濡れる京都。
普通、雨の日は観光を避けるのですが、京都はとにかく雨が似合うんです。
観光客も少なく静かにゆっくりと散策するには最高です。
そして雨だからこそ一番美しく、見る者を魅了してくれるのが6月の苔や新緑。
この美しさを是非一度体験してみて下さい。
満足できること間違いなしです!
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