壁紙の塗り替えは素人でも出来る?壁紙用塗料で費用も安くリフォーム完了!
生活しているとどうしても汚れてしまう壁紙。
西日が当たる部屋は焼けて変色してしまうし、換気扇を回していても料理の油が空気中に流れて段々と汚れてしまう。
特に我が家なんかは旦那がタバコを吸うのでヤニで黄色くなってしまうんです・・・
あまりにも汚れてきたのでクロスの張替えをしてもらおうかと調べてみたら6畳の部屋で約60,000円ほどかかるらしいのです。
とてもじゃないけど費用的に難しいので思い切って壁紙用塗料での塗り替えをしてみました。
これが意外や意外、綺麗に仕上がって納得の出来栄え!
もし壁紙の張替えを検討していて費用的に安く仕上げたいなら一度チャレンジしてみては!?
壁紙の塗り替えは素人でも出来る?
まず、壁紙を塗り替えたいけど素人の私でも大丈夫なのかな?と迷っている貴方、出来ちゃいますよ!
あくまで壁紙に色を塗るのでもし失敗しても家が傾いたりするような事はないので気軽にチャレンジしちゃいましょう。
実際の作業工程を画像を交えてお伝えするので参考にしてみてくださいね。
私の場合は塗装の仕事をしている知人がいるので塗り替えの注意点を教えてもらいやってみました。
まずはDIYで壁紙の塗り替えをする場合の注意点は以下の通りです。
■DIYで壁紙の塗り替えをする際の注意点■
①床や建具、家具などにペンキが付着しないようにしっかりとマスキングと養生をする。
実際に経験すると床や建具の養生とマスキングが綺麗に仕上げるための重要ポイントでした。
床は完全に布マスカーで覆いましょう。必ず塗料が落ちます。
建具やコンセントの差し口などはマスキングテープを貼りましょう。
②壁紙用の塗料を使用する。
塗料についての説明は次の章で詳しく書いています。
塗料は室内の壁専用の塗料で人体に優しいものを使用しましょう。
③一度で仕上げようとせずに乾燥させて2度塗りする。
塗る色にもよるのですが、白系の場合は1度で仕上げようと厚塗りにせず2度塗りを前提に塗ると綺麗に仕上がります。
一度で多くの塗料を塗ってしまうと壁紙の凹凸を埋めてしまうので注意してください。
④塗る場所によって刷毛とローラーを使い分ける。
出隅と入隅は刷毛で塗ります。
特に入隅はローラーでは角の部分に届かないので刷毛で塗りましょう。
またエアコンなどの移動できない物の周囲も刷毛が必要です。
壁や天井の中央部分はローラーが早くてムラなく塗れるので使い分けて下さい。
以上のポイントを抑えておけば素人でも充分綺麗に壁の塗り替えが出来てしまいます。
実際に私がやってみた結果、見違えるほど綺麗に仕上がって部屋が明るくなり気持ちよい日々を送っています!
壁紙の塗り替えは専用の塗料を使用しましょう!
塗料はホームセンターに行けば販売されています。
ペンキコーナーで「屋内壁用」、「壁紙に塗れる」などの記載がある水性の塗料を選びます。
メーカーによって商品名や記載内容が異なる場合があるので店員さんに聞くのが確実です。
塗料を選ぶうえで重要なのが健康に害の少ない商品であるかという事。
まず鉛やクロム化合物を使用していないかの確認を忘れないでください。
また建築基準法で定められたホルムアルデヒドの放散量が最も少ない区分の塗料であるか確認しましょう。
確認方法は(社)日本塗料工業会に登録されていてホルムアルデヒド放散等級が『F☆☆☆☆』の表示があるものを使用しましょう。
☆4つが最上等級になるので、それ以下の商品は人体への影響が心配なので避けた方がいいですね。
もう一つ心配なのが、室内の壁用の塗料といっても臭いが気になるところ・・・
でも私が使用した塗料は塗っている時点でもほとんどペンキ臭もなく驚くほど無臭って感じでした。
なので部屋がペンキ臭くならないかと心配されている方も大丈夫だと思います。
壁紙の塗り替え費用はどれくらい?
そして最後に気になるのが一部屋塗るのにどれくらいの費用がかかるのかについて。
今回は8畳の部屋を例に私が実際にかかった費用をお伝えしていきます。
■室内用水性塗料・・・約7,000円(7リットル)
■ペイントローラーキット・・・約800円
■万能はけ・・・1本約100円
■布マスカー・・・約1200円(3本)
■マスキングテープ・・・約400円(5本)
■ローラーバケット・・・約500円
トータルで約10,000円ほどでした。
ざっくり言うと職人さんにクロスを張り替えてもらう費用の1/5以下で収まる計算ですね。
これは経済的!!
我が家の場合はバニラホワイトという色を塗ったのですが壁紙がヤニでかなり黄色くなっていたので2度塗りし約7リットルほど使用しました。
汚れ具合が少ないなら4リットルもあれば足りると思います。
実際にはホームセンターの店員さんに勧められて買ったローラーバケットは使用しませんでした。
このローラーバケットはローラーに付いた余分なペンキを落とすための物ですが私の場合は使わずに綺麗に塗ることが出来ましたよ。
布マスカーというのはビニールシートの端にテープが付いていて養生するのに必要です。
ビニール幅のサイズが50㎝~180㎝位のものがあるので買う場合は100㎝位のものと180㎝位の物を買っておけばしっかりと養生できると思います。
建具と塗装する壁の境目や巾木、コンセントの差込口などをマスキングテープで養生するので少し多めに買っておきましょう。
まとめ
部屋の大部分を占める壁紙が綺麗になると生活自体が明るくなるような気がしますよ。
12月の大掃除や新年度を迎える3月などに思い切って塗り替えてみてはいかがですか?
どんどん綺麗になっていくので作業もけっこう楽しく家族で分担しながらやれば1日で仕上がってしまいます。
実際にやってみて分かった事は塗る作業よりもマスキングや養生をしっかりと行う事が大切です。
必ずペンキは床に落ちるし、塗ってはいけない部分にはみ出してしまうので注意しましょう。
費用が安く抑えられるというのもメリットですが、自分で塗って綺麗になる満足感は最高ですよ!!
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