若草山山焼き2020の日程や点火と花火の時間は?県庁観覧席と撮影スポット情報。
2020/01/11
古都奈良の冬の風物詩として有名な「若草山の山焼き」は毎年約10万人の観光客が訪れる一大イベントです。
標高342m、約33ヘクタールの若草山の山頂を真っ赤に染め上げる光景は圧巻。
歴史ある建造物や奈良公園の厳かな景観と共に眺める炎はまるでタイムスリップしたかのような幻想的な時間です。
もう一つの目玉は「奈良礼讃大花火」。
冬の澄んで乾燥した夜空に打上げらる花火はより一層鮮やかに咲き乱れます。
このブログでは山焼きの日程や時間、観覧席などの情報を中心にお伝えしますので参考にしてみて下さい。
若草山山焼き2020の日程と時間
山焼きの点火には約300人の奈良市消防団が山麓のある大かがり火から松明に火を灯し運ばれます。
運ばれた松明から法螺貝や号砲、ラッパの合図で一斉に草地に点火されます。
すると若草山の全体が一斉に炎に包まれ冬の夜空がオレンジ色に染まる光景に大歓声があがります。
古くは鎌倉時代の文献にも登場するほどの歴史ある神事。
まだ見たことがないなら是非一度足を運んで欲しい奈良の伝統文化です。
*特殊な撮影法により山焼きと花火の光景が合成されています。実際には同時に見ることは出来ません。
■開催日・・・・・・・・・2020年1月25日(土)
■花火打ち上げ時間・・・・18:15(予定)
■山焼き点火時間・・・・・18:30(予定)
■開催場所・・・・・奈良公園一帯・若草山周辺
毎年1月の第4土曜日に行われ、悪天候の場合は翌日に延期されます。
開催がはっきりしない天候の場合は奈良市観光センターに問い合わせましょう。
延期の場合はイベントや行列は中止され山焼きと花火のみの開催となります。
■奈良市観光センター・・・0742-22-3900
県庁観覧席と撮影スポット情報
若草山の山頂全体に火を放つので近場だけではなく遠方からも鑑賞することが可能です。
それぞれのスポットで違った楽しみ方ができます。
炎や花火の臨場感を味わいたいなら公園内の浮雲園地、春日野園地、飛火野がおすすめです。
山を赤く染める炎の光や熱が体感でき、打ち上げ花火も真上に上がるほどの迫力です。
距離が近い分、山焼き全景を見るのには適していません。
広大な敷地が燃え上がる景色を見るなら平城京跡の朱雀門周辺がおすすめです。
特に写真愛好家に人気で朱雀門越しに山焼きや打ち上げ花火を撮影するスポットとしても有名です。
そして毎年、大人気なのが奈良県庁舎の屋上を解放する観覧席です。
奈良公園に隣接する立地で屋上からは東大寺や興福寺など歴史的建造物も眺めることが出来ます。
募集人数が250名となっていて応募者が多数の場合は抽選となります。
応募の詳細は以下の通りです。
■応募方法・・・往復葉書で申し込む
【往信用の裏面】
①若草山焼き観賞希望
②住所
③氏名
【返信用の表】
①郵便番号
②住所
③氏名
応募は1人1通、1通につき2名まで入場可能。
往復葉書以外での申込や締切日(消印有効)以降に到着した葉書は 抽選対象外。
■応募先
〒630-8501 奈良市登大路町30番地
管財課県庁舎屋上若草山焼き観賞係
若草山山焼き奈良礼讃大花火についての情報
若草山の山焼きが行われる前に「奈良礼讃大花火」が打ち上げられます。
冬に行われる花火大会としても珍しく、この花火を目当てに多くの観光客が訪れます。
夏の気候とは違い冬の澄んだ空気に打上げらる花火はより一層美しく咲き乱れます。
打ち上げられる花火の数は約600発。
最大の見ものは尺玉と言われる直径約30㎝もある10号玉で、打上げらる高さは上空約330m。
これはおよそ東京タワーと同じ高さになるのですが、打上げ場所が若草山の二段目なので地上からの高さはそれよりも高くなるという事です。
時間にして約15分ほどですが歴史ある奈良の冬の夜空を染め上げる光景は圧巻の一言。
家族連れや恋人同士のデートコースにもおすすめのイベントですよ!
まとめ
近年では奈良燈花会や大文字焼きなど様々なイベントや行事に多くの観光客が訪れますが、地元の私としては是非「若草山の山焼き」をご覧いただきたいと思います。
燃え盛る若草山が暗闇に浮かび上がる光景の見事さに言葉を失うほどの感動を味わえます。
奈良の歴史と文化を多くの人に体感して頂ければ嬉しく思います。
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