お正月のしめ縄飾りっていつから飾ればいいの?外す日はいつ?処分は?
2016/01/13
お正月の正月飾りと言えば、門松やしめ縄、鏡餅が代表的ですね。
年々、このような文化も薄れてはきたものの伝統として後世に残していきたいものです。
近年ではマンションや玄関先のスペースなどの問題もあり門松を飾るお家はめったに見かけなくなりました。
しかし、しめ縄は玄関扉の上や門柱など住環境に影響されにくく飾りやすい事から今も色濃く残っています。
でもいざ飾ろうと思うと、「あれっ、何日から飾ればいいの?」「もう新年になって1週間も経つけど飾りっぱなしでいいの?」なんて疑問が湧いてきます。
今回はそんな「しめ縄の?」についてお伝えしていきます。
年の始まりの風習なのでモヤモヤした気持ちでスタートすることの無いようにちょっとお勉強しましょう!!
正月のしめ縄を飾るのはいつから?
いざ飾ろうとしたけど、しめ縄を飾りだすのって何日からなの~?って思ったことはないですか・・・
あんまり早すぎても笑われそうだし、遅過ぎると縁起物なのでなんだかご利益なさそうってなりますよね!?
飾りだす時期ですが、一般的に12月13日~12月30日とされています。この中でも29日は「苦」に通じる事から避るようにしましょう。
また、大晦日の31日に慌てて飾るのは「一夜飾り」と言って、新しい年の歳神様への礼に欠けるという習わしからご法度とされています。
現代の12月の行事やイベントの現状からするとクリスマスが終わった26日~28日が飾りつけのベストタイミングですね!!
正月のしめ縄はいつまで飾っておけばいいの?
年末にしめ縄の飾りつけもして、気持ちよく年始を迎える事ができました。
家族や親せき一同が集まり、おせち料理や美味しいお酒を楽しく頂きあっという間に新年も数日が過ぎています。
そうだ!しめ縄っていつまで飾っておいてもいいの!?って疑問が。
しめ縄を外すのは基本的に歳神様がおられる1月7日の松の内まで飾るとされています。
1月7日の朝に七草粥を頂き、その後に外すようにしましょう。我が家では七草粥を食べないわっていうご家庭なら朝食を食べた後で
なおかつ午前中に外すのが好ましいですね!!
しめ縄の処分ってどうしたらいいの?
縁起物のしめ縄ですので、無造作にゴミ箱に捨てるなんてことはしないで下さいね。
処分方法は近くの神社に決まられた期間に持ち込みます。そうすると1月15日の小正月に「どんど焼き」や「お炊き上げ」などで
正月飾りを焼いていただけます。この、どんど焼きの火で焼いて頂いた餅や団子を食べると無病息災で過ごせるご利益があるようですね。
もし家で保管する場合は、綺麗な大き目の紙に丁寧に包み湿気の少ない場所で保管しましょう。
また、近くに神社がなく地域のゴミの収集に出す場合はきちんとお清めをしてください。
大きな紙を用意しお清めの塩を左、右、真ん中と振ります。その紙でしめ縄を包んで他のゴミとは別にして出すようにして下さい。
くれぐれも他のゴミと同じゴミ袋に入れる事が無いようにして下さい。
もう一つの方法として、自宅で焼却処分するという選択肢もあります。
この場合は自宅の庭をお神酒と塩で土を清めます。その清めた場所でしめ縄をそのままの状態か、細かく切った状態で清浄な炎で焼きましょう。
まとめ
飾りつけから最後の処分のところまで歳神様に失礼にならないように注意しましょう。
新年の縁起物の風習ですから、習わしに沿って行いご利益を授かってくださいね。
みなさんにとって幸多い新年になりますように!!