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【奈良大文字送り火2019】開催日と時間。撮影スポット。花火は上る?

      2019/08/13

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8月13日更新

主催者より台風の影響により2019年の大文字焼きは中止との発表がありました。

奈良で長年開催される伝統行事の中でも特にオススメなのが『大文字焼き送り火』です。

大文字焼きが行われる場所は若草山の右手にあたる高円山で、山肌に燃え盛る『大』の文字は日本最大級を誇ります。

その歴史は1960年まで遡り、戦没者の慰霊と世界平和を祈る意味が込められています。

奈良の夏の夜空を赤く染める炎は力強く、また厳かで幽玄な光景。

古都の夏の終わりを告げる大の字を拝みながらご先祖さまや英霊に祈りを捧げてみてはいかがでしょう。

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大文字焼き2019開催日・時間・場所

【大文字焼きの意味は?】

昭和35年に後の奈良市長に就任する故・鍵田忠三郎氏によって発足されました。

終戦を迎えて約10年の月日が経った当時に若い世代へ戦争の痛ましさを伝え、また戦没者に対する敬意を忘れないようにとの願いが込められています。

大の文字は人間の煩悩と同じ108つの火床で焚かれ、その大きさは日本最大級の規模を誇ります。

また大文字に点火される前には春日大社の境内にあたる飛火野で慰霊祭が執り行われます。

この慰霊祭は春日大社の神官によって神式の祭儀が執り行われた後、市内の30ヶ寺の僧侶による仏式の法要が執り行われます。

一つの祭壇に対して神事と仏事が同時に執り行われる慰霊祭はかなり珍しいケースです。

これには宗教や宗派の垣根を越えて奈良県出身の29,243柱の戦没者を慰霊し、悲惨な戦争が二度と起こらないよう世界平和を祈るという趣旨で執り行われているのです。

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■開催日・・・2019年8月15日(木)

約60年の歴史の中で雨天による中止は1度だけです。

余程の悪天候でない限りは決行されます。

■慰霊祭・・・18:50(春日大社境内飛火野)

■点火時間・・・20:00(約30分大文字が燃え続ける)

■場所・・・春日大社境内飛火野・高円山

高円山は標高が461メートルで若草山の右手に位置します。

鑑賞場所は奈良公園一帯はもちろん、遠方からでも見ることが可能です。

 

大文字焼き写真の撮影スポットは?

古都奈良の夏の夜空を燃え盛る大の字が赤く染める光景は写真愛好家やインスタ映えを狙う若者達に大人気です。

標高461メートルもの山肌で執り行われるので麓の近い場所で炎の迫力を感じたり、遠方から古都の風景と共に楽しむことも出来ます。

基本的に高円山の方向に高い
それぞれの撮影スポットをご紹介していきますので参考にして下さい。

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【麓付近で炎の迫力を感じるスポット】

■奈良公園・飛火野

■大仏殿周辺

■浮見堂

このスポットは高円山の麓にあたり、燃え盛る送り火の迫力や熱を感じるにはおススメです。

特に写真愛好家に人気なのが浮見堂。

浮見堂の背後に大文字焼きという構図を撮影しようと早い時間から三脚を立ててスタンバイするカメラマンが毎年のように多く訪れます。

 

【奈良駅周辺のオススメスポット】

■ホテルフジタ奈良・屋上ビアガーデン

このホテルはJR奈良駅と近鉄奈良駅の中間に位置します。

屋上のビアガーデンでゆっくりとビールを飲みながら鑑賞できるので早めの予約は必須です。

目抜き通りである三条通り沿いにあり、周辺には色んなお店や奈良町などの観光スポットへのアクセスも抜群です。

遠保から泊りで来られるならオススメのホテルです。

 

■興福寺・五重塔

興福寺の後方に大文字焼きという景色を堪能できます。

これぞ奈良の絶景という感じなので写真撮影にはもってこいのスポットです。

 

【遠方から奈良の景色と共に鑑賞できるスポット】

■郡山イオン・屋上駐車場

郡山イオンの屋上から高円山への方角は遮るものがなく、見事な送り火を望むことが可能です。

毎年1月に行われる若草山の山焼きの際は屋上駐車場を解放されているので、この日も開放してくれるかも!?

昨日、郡山イオンに問い合わせたところ「現時点では解放するかは決まっておりません。」という回答でしたので行く前に問い合わせてみて下さい。

■平城旧跡・朱雀門周辺

近年では写真撮影される方に最も人気なのではないでしょうか。

朱雀門前には広大な広場があり朱雀門の向こうに燃え盛る大文字焼きの風景は美しいの一言です。


大文字焼きの前に花火は上る?

私のブログの読者さんからよく花火は上るのかという質問をいただきます。

結論から言うと花火は上らないようです。

念の為、奈良観光協会に問い合わせましたが、やはり上がらないという回答をいただきました。

ただ電話に出られた職員さんも上がらないと思いますよ・・・的な対応だったのが気になります。

毎年、花火が上るのは1月にある若草山の山焼きなので大文字の送り火では上がらないみたいです。

夏の行事なのにと思ってしまうのですが、花火を期待されている方は残念ですね。

それでも送り火の迫力と美しさは見る価値あり、ぜひ足を運んで下さいね。

そして注意しておきたいのがマイカーでお越しの場合は駐車場が早い時間から満車になる可能性があります。

周辺道路も渋滞するので基本的には公共交通機関でお越しになるのが無難です。

もしマイカーでお越しの場合は浮見堂から5分ほどの場所にある「県営高畑自動車駐車場」が便利です。

一時預かりの駐車場には珍しく事前予約が出来るようです。

また燈花会と大文字の送り火の時だけ営業時間を延長しているようなので一度問い合わせてみて下さい。

■住所・・・奈良市高畑町1205-1

■電話・・・0742-22-5025

■収容台数・・・約160台

■料金・・・普通車1回1,000円

■営業時間・・・8:30~17:00

利用日から起算して15日前から予約を受け付け。

観光バス優先なので問い合わせて確認してください。

立地としてはアクセスも抜群なので早めの予約は必須だと思われます。

その他では興福寺や東大寺に比較的アクセスが良く、幹線道路から1本奥の通りになる場所が穴場です。

Googleマップやカーナビに「NHK奈良放送局」と打ち込んでください。

この周辺は県庁や裁判所などがある官庁街になるので大小様々なコインパーキングや駐車場が点在します。

近鉄奈良駅、興福寺、東大寺へのそれぞれの所要時間は10分から15分程度なので駐車場が満車で見つからない場合は参考にして下さい。

まとめ

京都の五山の送り火が有名ですが規模や迫力、また伝統行事としての奈良大文字焼き送り火は圧巻のです。

毎年、約10万人もの観光客が訪れる奈良を代表する行事の一つです。

大文字焼きが行われる前日の8月5日~14日まで「なら燈花会」という、奈良公園一帯がろうそくの炎で包まれる大イベントも開催されています。

燈花会も毎年100万人の観光客が訪れるほどの見事な催しです。

遠方からお越しなら14日に燈花会を見ていただき、1泊して大文字の送り火をご覧になれば夏の奈良を満喫できること間違いなし!!

8月13日更新

主催者より2019年の大文字焼きは中止との発表がありました。

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