入学祝いの3原則。お祝いを渡す範囲。お祝いの相場。渡す時期。
2016/01/16
春になると親戚や知人のお子さんが進学されるケースがあります。
そんな時に悩むのが関係性によってお祝いをするべきか、相場はいくらか、渡す時期はいつが良いのか?
けっこう多くの人が迷うようです。
そんなお悩みの参考に一般的な風習をお伝えしスッキリしていただこうと思います。
相手方に非常識だと思われず、気を使わせない入学祝いの3原則を活用してみて下さい!
入学祝いを渡す範囲は?
お子さんの進学といっても関係性でお祝いをするかしないかで迷ってしまいます。
基本的に入学祝いは身内同士の内祝いという性質が強いです。
結論としては甥や姪の身内位までです。
知人やご近所のお子さんにお祝いを贈ると相手に気を使わせてしまったり、贈る範囲をどこで区切るかで誤解を招く恐れがあります。
よほど親密な関係でお祝いをしたい場合は相手に負担を感じさせない程度の図書券や商品券を贈りましょう。あくまで、気持ちを伝えることが目的なので高額なお祝いはタブーです。
ただ、以前に我が子にお祝いを頂いた相手の場合は贈るのがマナーです。。この際の注意点は頂いた金額と同額か少し多めのお祝いをします。
また、上司の方のお子さんにお祝いをする場合、現金は厳禁です。(シャレではありません。)目上の人のお子さんであっても失礼にあたるので注意して下さい。
入学祝いに限らず、その他のお祝いを頂いた時に誰からいくらのお祝いを贈られたかをメモしておくと便利です。
入学祝いの相場は?
お祝いの相場と言っても小学校、中学校、高校、大学と様々です。
それぞれのお祝いの一般的な相場は下記のようになっています。
◆小学校 3,000円~5,000円
◆中学校 5,000円
◆高校 5,000円~10,000円
◆大学 10,000円~30,000円
進学する学校によって掛かる費用も違うので、それに応じて金額も変動します。
あとは親密度や以前に頂いたお祝いと照らし合わせて対応して下さい。
また、愛着のある相手だからと高額なお祝いをすると、今後自分の子供に相手がお祝いをする時に負担をかける事もあるので注意して下さい。
入学祝いを渡す時期は?
お祝いを渡す時期は入学や進学が決まった時点で、なるべく早く贈るのがベストです。
身内に贈るお祝いなので、おめでとうの意味と何かと物入りで大変でしょうという意味があるので早めに贈れば喜ばれるでしょう。
特に経済的に余裕のある家庭に贈る場合は、入学後に贈ってもぜんぜん問題はありませんよ。
渡す際の注意点は、小学校~高校の場合はお子さんに渡すのではなく親に渡すのが一般的です。大学生の場合は本人に渡してもある程度分別のある年齢なので問題ないですが、そのルールは親戚同士で決めておく事をオススメします。
まとめ
子供の成長の節目でもある入学祝い。
それぞれの年齢に合ったお祝いを贈ることが大切です。
また、親戚同士のルールを決めておき誤解が生じないように準備しておきましょう。
知人の方へ送る場合は、関係性によって区別して現金は避けた方がベストです。
せっかくのお祝いごとなので無用なトラブルが起きない事を願います。