ご近所の家族葬の対応はどうすればいい?香典を包んで弔問した方がいい?
2017/07/29
近年よく耳にする家族葬。
実際にご近所のご不幸で家族葬をされた場合の対応って悩みますよね?
弔問しない方がいいのか、でも道であった時にはご挨拶していた間柄だし・・・など対応に困ってしまいます。
家族葬の意味を理解して、適切な対応するにはどうすればいいのかをお伝えしていきます。
ご近所の家族葬での弔問はするべき?
家族葬でのお通夜や葬儀には弔問しないのがマナーです。
道でお会いした時に挨拶をしていた間柄の方だと、亡くなられたことを知っているのに弔問に訪れないのは気が引けるかも知れませんが、家族葬をされるという事は身内だけで送りたいという故人と喪家の意思表示です。
要は一般の方のご会葬、お香典は一切お断りしますということです。
シビアな面で言うと、喪家はもちろんお料理の用意もしてないですし、お礼の品も用意していないのですから「来られても困る」というのが本音かもしれません。
この様なケースでは一番に故人と遺族の意思をくみ取り尊重する事が大切です。自分の世間体を優先した対応は避けた方が良いでしょう。
弔問しなかった場合の対応はどうすればいい?
いくら家族葬で弔問を辞退させて頂いたとはいえ、知らん顔をすればいいという訳ではありません。
葬儀が終わりひと段落ついたタイミング(初七日あたり)でご近所と相談したうえでお線香をたてに行かれてはどうでしょうか。
事前に喪家に連絡を入れて先方の意向を確認してから伺えば良いかと思います。もし断られたとしても、こちらの哀悼の意を伝える事ができます。
または、自治会長さんに地域の代表で伺ってもらうのも一つの方法です。
その場合は後日、遺族の方と道で出会った際にでもお悔やみを申し上げればよいでしょう。
ご近所といっても、関係性の濃い薄いがあるので一概には言えませんが、例えばお隣の方が亡くなった場合は自ら出向き仏壇にお参りさせて頂くのが一般的です。
ご不幸に限らず、冠婚葬祭の慣習や対応は千差万別です。年長者やご近所と相談して対応を選択してください。
後日、弔問するときに香典は包む?
後日、お仏壇にお参りする場合に香典を包んだ方がいいのでしょうか?
また、香典を持参するなら相場はいくらぐらいなのでしょうか?
これも非常に悩むところです。一般的にご近所の香典の相場は3,000円が主流のようです。
5,000円以上包むとご遺族の方にも気を使わせますし、そもそも家族葬を選択された時点で香典も遠慮してくださいという意味も込められています。
しかし、手ぶらで行くわけにもいかないので香典返しで赤字にならない金額で言えば3,000円が妥当なラインです。
へたにお花や果物を持参するとかえって迷惑になる可能性があるので注意しましょう。
まとめ
ご不幸というデリケートな事態なので、一番に尊重すべきは故人と遺族の意向です。
こちら側の都合や世間体で判断するのは避けましょう。
また、ご近所という間柄なので近隣の方や自治会と相談して対応することが大切です。
葬儀のスタイルも時代とともに変化していますので、対応にも注意を払うことを忘れずに。
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