まだ間に合う?4月中旬~下旬でも楽しめる京都の遅咲きの桜の名所!!
2016/03/08
京都の桜の見頃といえば3月下旬~4月上旬にピークを迎えるスポットが多いですね。
この時期にタイミングが合わず今シーズンの桜は諦めようかな・・・と考えている方に遅咲きの桜のスポットをご紹介!
京都市内でも気候や立地、または桜の品種によって4月中旬~4月下旬に見頃を迎えるスポットも数多くあるんですよ。
今回はその中でも特におススメのお花見スポットをピックアップしてご紹介していきます。
ぜひ京都の桜を満喫して下さいね。
①【平安神宮】見事な枝垂桜が圧巻
言わずと知れた京都の観光スポット『平安神宮』。この境内に咲き誇る枝垂桜は4月中旬~下旬に見頃を迎えます。
特に神苑と呼ばれる敷地に植えられた150本もの紅枝垂桜の美しさは、神殿造りの建造物と相まってまるで平安貴族になったかのよな錯覚さえ覚えます。
明治時代に造営された神苑では4月中旬、およそ150本もの紅しだれ桜が春爛漫と咲き誇ります。
*神苑・・・社殿を囲む広大な池泉回遊式庭園で、小川治兵衛が作庭。池の上に建つ泰平閣からの眺めは息をのむ美しさ。
谷崎潤一郎の名作『細雪』の中でも、神苑で見た桜への感嘆の心情が表現されているほどです。
そんな歴史を感じながらの、天から降り注ぐように咲き誇る枝垂桜をお楽しみください。
■スポット情報
住所:京都市左京区岡崎西天王町
TEL:075-761-0221
料金:拝観料無料(神苑のみ600円)
アクセス:市バス 岡崎公園美術館・平安神宮前から徒歩3分
時間:6時~18時(神苑のみ8時30分~17時30分)
駐車場:市営駐車場 有料500円
②【仁和寺】皇族ゆかりの寺院で御室桜に癒される
仁和寺(にんなじ)は平安時代の888(仁和4)年に創建。宇多天皇が光孝天皇の意思を引き継ぎ創建し、皇族が歴代の住職を務めた格式ある寺院です。
仁和寺は遅咲きの里桜の一種『御室桜』が有名で、桜の木の背丈が低いのが特徴です。ちょうど目線の高さで桜が咲くので一味違った美しさを感じる事ができますよ。
4月中旬からが見頃でソメイヨシノの満開を見逃した方におススメ!
■スポット情報
住所:京都市右京区御室大内33
TEL:075-461-1155
料金:拝観料 500円
アクセス:市バス 御室仁和寺から徒歩2分
時間:9時~最終受付16時30分
駐車場:100台 1回500円
③【上賀茂神社】大自然を司る神秘的なパワースポット
白鳳6年(678)に造営されたと伝わる古社で下賀茂神社と合わせて賀茂社と総称される。
祭神である賀茂別雷大神は大自然の力を支配し、あらゆる災厄を祓う神として信仰される。まさに神の力に包まれたパワースポットである。
境内には4月中旬から咲き乱れる「紅枝垂桜」が見事な景観を生み出します。特に一の鳥居をくぐり姿を現す「斎王桜」は見るものを魅了し続けています。
濃いピンクが特徴で、昔、賀茂社に未婚のまま奉仕した女性「斎王」が名前の由来となっている。しなやかに咲き降るような佇まいは女性の優しさと美しさを象徴するかのように花をつけます。
境内には楼門や立砂、小倉百人一首にも詠まれたならの小川など見どころも満載です。
小春日和の清々しい季節に、のんびり散策するには申し分のない桜の名所です!
■スポット情報
住所:京都市北区上賀茂本山339
TEL:075-781-0011
料金:参拝無料(本殿・権殿の特別参拝500円)
アクセス:市バス 上賀茂神社前すぐ
時間:8時~17時(11月~3月は8時30分より)
駐車場:170台 30分100円
まとめ
今回は代表的な遅咲きの桜の名所をご紹介しましたが、京都にはこの他にも沢山のスポットがあります。
一例ですが簡単にご紹介しますね。
●西陣聖天(雨宝院) ●千本ゑんま堂(引接寺) ●常照皇寺 ●京都府緑化センター ●三千院門跡 ●八瀬周辺 などなど。
各スポットとも4月中旬~下旬に見頃を迎えます。
一年の中で一瞬の間に咲き、多くの人々の思い出のワンシーンに欠かせない桜。今回ご紹介した桜が新しい思い出の一つになれば嬉しい限りです。
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