【なら燈花会2016】開催期間・点灯時間・スポット・駐車場・アクセスの情報満載
2016/07/20
今では奈良を代表するイベントとなった「なら燈花会」。
約1300年前に都として栄えた奈良公園一帯には東大寺をはじめ興福寺や春日大社など見どころも満載。
どこか懐かしさを感じる古都奈良の夏の夜を優しいろうそくの灯りが照らしだします。
2015年は約90万人もの来場者でにぎわいをみせました。
家族連れやカップル、友人同士など様々な方に夏の思い出を作ってもらえる「なら燈花会」にぜひお越しください。
なら燈花会2016の開催期間と点灯時間
■開催期間 2016年8月5日(金)~2016年8月14日(日)
■点灯時間 19時~21時45分
ろうそくの光のイベントなので小雨程度なら開催されますが、激しい雨や風の場合は中止になります。予定を立てらる場合は週間天気予報などを参考にして下さい。
当日の天候による開催の情報は・・・テレドーム 0180-997-515で案内されます。天候が不安な場合はお出かけ前に確認してください。
なら燈花会のおすすめスポットと見どころ
会場は奈良公園一帯とかなりの広範囲になります。これだけの広さに1日あたり約400名のボランティアの方々が2万本のロウソクに火を灯していきます。
会場は10か所のエリアを中心に構成されます。それぞれに特徴があり幽玄な光が訪れる者を魅了してくれます。
■浮雲園地(うきぐもえんち)
一面に広がるロウソクの灯りはまるで天の川のような幻想的な光景。
■浮見堂(うきみどう)
池を縁取るろうそくの光と中心に浮かび上がる六角の浮見堂、桟橋は神秘的な世界へと誘ってくれます。最も人気のあるスポットです。
■甍 ~I・RA・KA~(いらか)
木々のライトアップとろうそくの灯りが幻想的な庭園で、カフェや様々な食べ物や飲み物を楽しめるエリアです。
■奈良国立博物館前(ならこくりつはくぶつかんまえ)
優しい灯りに照らし出される洋館はなんとも優雅な佇まいを醸し出しています。
■春日大社(かすがたいしゃ)
大和の神の存在を感じる張り詰めた空気の中に万燈籠とロウソクの灯りに照らされた社が浮かび上がる。8月14日のみの点灯。
■浅茅ヶ原(あさじがはら)
竹のオブジェとろうそくの光が生い茂る木々の陰影を芸術的に際立たせる。
■猿沢池(さるさわいけ)
水面にゆらゆらと揺れるろうそくの灯りは采女の悲しい伝説を語り継いでいる。
■興福寺(こうふくじ)
やわらかな灯りに導かれた先には東金堂と五重塔が神秘的な美しさで迎えてくれる。
■東大寺(とうだいじ)
圧倒的な存在感で暗闇に浮かび上がる東大寺はまさに圧巻。8月13日・14日のみの点灯。
■春日野園地(かすがのえんち)
東大寺と若草山の幻想的なライトアップの前に広がる燈花会最大の灯りの草原。
なら燈花会へのアクセスと駐車場情報
■会場:奈良公園周辺
■住所:奈良県奈良市雑司町・春日野町・登大路町・高畑町他
■電話:0742-22-0375 (奈良公園管理事務所)
【電車でのアクセス】
■近鉄京都駅~近鉄奈良駅 約45分 急行
■近鉄難波駅~近鉄奈良駅 約35分 快速急行
■近鉄名古屋駅~近鉄奈良駅 約155分 近鉄特急等
■JR京都駅~JR奈良駅 約56分 JR奈良線快速
■JR天王寺駅~JR奈良駅 約41分 大和路快速
■JR大阪駅~JR奈良駅 約52分 大和路快速
【飛行機でのアクセス】
■関西国際空港~奈良 約90分 リムジンバス使用
■大阪空港(伊丹)~奈良 約75分 リムジンバス使用
【駐車場情報】
会場周辺に臨時駐車場などはありません。会場周辺や駅周辺のコインパーキングを利用してください。
注意点として会場周辺の駐車場は観光バス専用のところが多く、自家用車を駐車するのであればかなり早い時間に入庫しなければいけないでしょう。
さらに17時ごろから会場周辺は交通規制が敷かれるので渋滞に巻き込まれる事もあるので注意して下さい。駐車するなら奈良駅周辺のほうが無難です。駅周辺のコインパーキングの駐車料金の一例は・・・
■タイムズ近鉄奈良駅北第2 20時まで最大500円、20時以降は最大300円
■タイムズ奈良中央 平日22時まで最大900円、土日祝は1,000円
駐車料金の目安にしてください。会場から少し離れたエリアなら30分100円のパーキングが数か所あります。奈良女子大周辺は比較的、低料金のところが多いのでおすすめです。興福寺会場までなら徒歩で15分位なので街並みを散策しながら歩くというのも良いですね。
2016年は最終日が日曜日になっているので、かなりの混雑が予想されます。奈良駅周辺の駐車場が満車になる恐れもあるので、近鉄奈良駅の手前の新大宮駅や西大寺駅周辺の駐車場に入れて電車でアクセスする方法もあります。
まとめ
現在では「なら燈花会」は奈良のイベントとしてはNO1ではないでしょうか。夏の夜に自然と歴史的な建造物をろうそくの灯りが照らす風景は、なんとも言えぬ懐かしい気持ちを思い起こさせてくれます。
日本人特有のDNAがそう感じさせているような、そんな風景と時間を提供してくれます。夏の思い作りにはおススメのイベントです!!
遠方からお越しの方におすすめなのは最終日。東大寺と春日大社の点灯はラストの2日間のみ。14日に訪れて奈良に一泊すると翌日には高円山で行われる戦没者を慰霊する大文字の送り火を見る事ができます。奈良の夏の醍醐味を味わうには最高のプラン。