大台ケ原の紅葉と雲海を画像で紹介するブログ。秋の服装は?
2017/05/20
奈良県吉野にある大台ケ原は日本100名山に名を連ねます。
日本百景や秘境100選にも選ばれるほど手つかずの自然や風景が訪れる人々を魅了しています。
今回は10月31日の快晴の日に雲海と紅葉を目的に訪れた際のレポートです。
日中とは違った空気の清々しさと、早朝特有の美しい雲が印象的で神々しさすら感じてしまうほどでした。
今回は東大台コースをトレッキングしたのですがそれぞれのポイントで撮影した画像を交えてご紹介していきます。
このブログを参考にしていただき、一度訪れてみてはいかがですか。
服装と装備を整えて展望三叉路からの雲海を拝む
10月31日(月) AM7:00 天候:晴れ 気温:5℃
ビジターセンター前の駐車場に駐車しトレッキングの準備を開始。服装はヒートテックの肌着、トレーナー、ネルシャツ,モンベルのウインドブレーカー。下はヒートテックのレギンスにグラミチのトレッキングパンツ。手袋を装着。僕の場合はこの服装で寒くも暑くもなくちょうどよいコンディションでした。念の為にザックには薄手のウインドブレーカーとレインウエアを装備しました。天気予報は雨の確率がほぼ0%だったのですが、世界でも有数の降雨量を誇る地域なので必ず雨具の準備は必要です。
また、登山口の看板にもあるようにツキノワグマの生息地でもあるので熊よけの鈴も忘れないようにしましょう。
大台ケ原には何度も来ていますがツキノワグマには遭遇した経験はありませんが、大きめのシカなどは頻繁に遭遇するので注意が必要です。シカの場合はこちらが危害を加えなければ襲ってくることはまずありません。今回も登山口から数分でシカと遭遇。
早朝の清々しい空気を吸いながら朝日が心地よく体を温めてくれます。
さらに30分程度、歩を進めると展望三叉路の尾根が見えてきます。このあたりから上空の視界が開け幻想的な雲が覗き始めます。
いよいよ展望台に到着です。眼前に広がる雄大で神秘的な山と朝日が出迎えてくれます。
遠くまで連なる山々と大空を泳ぐように漂う羊雲、そしてその先にはご来光。時間を忘れ日が昇るのを眺めてしまいました。
この瞬間が忘れられず何度も山に登ってしまうんです。
正木峠~正木ヶ原~尾鷲辻の早朝の風景
展望台からのご来光を拝ませていただいた後は正木峠方面へと歩を進めます。すっかり明るくなった早朝の大台ケ原はスカイブルーと白い雲のコラボレーションが絶景です。
正木峠から正木ヶ原へ向かう途中はミヤコザサの緑と空の青とのコントラストにも目を奪われます。
大台ケ原に訪れた際は必ず神武天皇の像に手を合わさせて頂きます。
大蛇嵓からの紅葉を目指します。
大蛇嵓からの紅葉の風景
いよいよ大台ケ原一の絶景、大蛇嵓に到着です。入り口付近は足場が不安定なので慎重に歩を進めます。
今年の紅葉は例年より少し早かったようで終盤でした。それでも見事な紅葉が所々残っていました。やはり10月初旬から中旬が見頃のようです。
では、大蛇の背中の様に丸みを帯びた巨大な岩「大蛇嵓」の先端に向けて進みます。実は高所恐怖症の僕は這うようにして行きました・・・
先端からの景色はまさに絶景。重なる山々は永遠に続くのかと思わせるほど遠くまで繋がっています。岩の先端から真下は断崖絶壁で超スリル満点。足がすくみます。前方の尖がった岩は紅葉のピーク時には赤、黄、ピンク、紫など色とりどりの色彩で美しく紅葉した木々に包まれます。
まとめ
自然は訪れる季節や時間によって様々な顔を見せてくれます。
このように大自然にふれると偉大さと素晴らしさを体感でき、日常の出来事や悩みも小さいことだと感じれるから不思議です。
大台ケ原は比較的、登山道も整備されており初心者の方にも楽しくトレッキングを楽しめるコースになっているのでお勧めです。
機会があればぜひ訪れてみて下さい。
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