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コンタクトレンズでドライアイになる原因と症状と対策。

   

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最近よく耳にする「ドライアイ」。

その患者数は日本だけでも1000万人から2000万人に及ぶと推定されています。

特に男性より女性の方がドライアイになりやすいそうです。

原因としてはコンタクトレンズの使用、加齢、乾燥、夜更かし、長時間の電子機器の使用(スマホ・パソコン・テレビ)、花粉症などその他にも数々の要因があるようです。

主な症状としては目が乾燥してゴロゴロしたり痛みを感じたりするのですが、重症化すると目を開ける事すら困難になる場合も・・・

今回は原因として特に多いと言われているコンタクトレンズとドライアイの関係について考えていきましょう。

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コンタクトレンズによるドライアイの原因は?

まずドライアイ自体の原因は涙の異常から起こるものです。この涙の異常とは

①涙の分泌量が減少する。

②目の表面から蒸発する涙の量が増加する。

この2点が主な原因であると言われています。

近年の研究では眼球の表面の粘膜が異常を感じることで涙の量を維持できなくなり潤いが保てなくなる。その結果、異物やばい菌への対処、また乾燥や摩擦などの悪循環を生み出すことで目の表面が傷ついたりデコボコする状態が要因であると考えられています。

では、コンタクトレンズによって起こるドライアイの原因はどうなっているのでしょうか。

あるメーカーの調査報告を見るとコンタクトレンズ装着時に97%もの人が目の乾きを感じているそうです。この97%のうちコンタクトレンズ装着時のみ乾きを感じるのが66%。

このデータから推測すると、目の乾きとコンタクトレンズの因果関係は非常に強いということになります。

①涙の分泌量が減少する事とコンタクトレンズによるドライアイの関係性は、レンズ自体が涙を吸収してしまうという現象が関係しているようです。

ソフトレンズはこれ自体が水を含んでいるのですが乾燥に弱いため、涙を吸収してしまいます。ハードレンズは涙を吸収しませんが、涙がレンズの裏側に入り込んでしまい表面が乾燥する状態になります。

②目の表面から蒸発する涙の量が増加するという症状とコンタクトレンズの関係性は、角膜とレンズの間で涙が潤滑油的な働きをしていることが関係するようです。

要するレンズは涙の中で浮かんでいる状態になっています。そのためレンズ表面の涙が薄くなり蒸発しやすい状態になってしまうのです。

こららの作用で涙が不足し、目の表面が傷つきやすくなりドライアイの症状を引き起こしていると考えられています。

コンタクトレンズによるドライアイの症状とは?

ドライアイの症状には様々なパターンがあります。以下のような症状がいくつか思い当たる方はだドライアイの疑いがあるので対処が必要です。

●目が乾燥する

●目がかすむ

●目がよく疲れる

●目に不快感を感じる

●目がゴロゴロする

●目に違和感がある

●目に痛みを感じる

●目のかゆみがある

●目ヤニが多くなった

●目が充血する

ドライアイになるとこの様な症状を引き起こします。心当たりがある方は医師の診断を早めに受けることが大切です。

症状が出ている時点でドライアイが進行している場合が多いようなので放っておかず、適切な処置をすることをお勧めします。


コンタクトレンズによるドライアイの対策

①コンタクトレンズを装着しない日を設ける

仕事や学校のある日はどうしても装着しなければいけないという方が大半だと思いますが週に何日かは眼鏡をしたり、休日はコンタクトレンズをつけないようにするだけでも症状は緩和されるようです。

②意識してまばたきの回数を増やす

まばたきをする事で目に潤いを与え乾燥を防ぐ働きがあります。

③防腐剤を含まない目薬を点眼する

コンタクトレンズの上から人工涙液の目薬を点眼し感想を防ぐ。ドライアイの症状が出ている方は目の表面に傷が出来ている可能性が高いので防腐剤を吸収してしまう恐れがあります。

用法、用量を守っていれば悪影響はないと臨床的には言われていますが、防腐剤を含んでいない方が目にとっては良いのではないでしょうか。

まとめ

目は体の中でも特にデリケートな部分です。少しでも違和感や痛みなどを感じたら専門のお医者さんに相談しましょう。

ドライアイは症状が出ている時点で進行しているケースが多いようです。放っておいたら治るだろうと軽く考えずに早めの対策がベストです。

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