京都遅咲きの桜の名所鞍馬寺で天狗とお花見。見頃時期とアクセスは?
春になるとSNSの投稿やテレビなんかで満開に咲く桜を必ず目にしますよね。
それを見て「あっ、タイミング逃してる・・・」って経験ないですか?
一年の中でも一瞬の間だけ見事に咲き誇る桜は見逃してしまうと来年までお預けです。
あぁ~桜の見頃を逃してしまった~とお嘆きの皆さん、安心してください!穿いてますよ、、、いや咲いてますよ!
そんな皆さんに京都のとっておきの遅咲きの桜の名所、「鞍馬寺」をご紹介しますね。
鞍馬天狗やパワースポットの情報と画像もあわせてお伝えしますのでご参考にして下さい。
京都の桜遅咲きの名所鞍馬寺
鞍馬寺は京都市左京区鞍馬本町に位置するお寺です。
若き頃の源義経、そう牛若丸が天狗から武道の教えを受けたという伝説が伝えられているんです。鞍馬駅前にある大きな天狗ランドマークとしても有名ですね。
鞍馬寺の建つ鞍馬山はご神体でもあり、太古からの自然が受け継がれています。
本殿金堂は山の中腹にあり、仁王門からは山道を約1時間以上登った所にあります。
これでは参拝したくても足の弱い方や年配の方には困難なため、昭和32年にケーブルカーが敷設されました。宗教法人が運営する日本で唯一のケーブルカーなんです。
ケーブル普明殿(山門駅)からケーブル多宝塔駅(山上駅)までは約2分。ケーブルが進むにつれて広がる京都の街の景色は格別です。
ケーブルを降りるとすぐに多宝塔があります。多宝塔と周りに咲く桜の風景は言葉を失う美しさです。
多宝塔を過ぎると緩やかな登りの参道が続きます。約30分ほど参道を登ると本殿金堂へと到着します。
本殿前は広い庭園で山に背を向けると京都市街が一望できるビューポイントになっています。
この本殿前の庭園にあるのがパワースポットとして有名な六芒星です。六芒星の中心に立つと天のパワーが降臨し力を授かると言われているんです。
そして庭園には見事な桜が咲き誇ります。鞍馬寺の桜は雲珠桜(うずざくら)と呼ばれています。雲珠桜とは桜の品種ではなく通称名なんです。
その由来は鞍馬山に多く茂る松や杉の常緑樹の緑と重なる白やピンクの桜の花びらの様子が平安時代の馬の鞍飾りの雲珠の様に見えることからそう呼ばれるようになったそうです。
花見だけでなく鞍馬天狗の伝説の地と京都の絶景を堪能できるパワースポットにぜひ足を運んでみて下さい。
鞍馬寺の桜の見頃時期
鞍馬寺ではソメイヨシノ、山桜、枝垂桜が美しく咲き誇ります。
山手の立地に位置しているので市内中心部より約1週間遅く見頃の時期を迎えます。
まず仁王門の脇に咲く桜が出迎えてくれ、多宝塔、本堂金堂周辺がお花見スポットとして有名です。
鞍馬寺でのお花見の特徴は山肌に沿った土地にあるので見晴らしの良さと豊かな自然を同時に楽しめるのが醍醐味です。
心が洗われる癒しのパワースポット、醍醐寺の桜の見頃の時期を近年の咲き具合から予想してみました。
●開花・・・・・・4月1日~4月3日頃
●見頃始め・・・・4月5日~4月7日頃
●満開・・・・・・4月8日~4月10日頃
鞍馬山は高度が高く平地より気温が低い分、雨や風の影響が少ない年であれば満開の後の花もちも良いように思います。
ブログ内でご紹介している画像は2014年4月14日に撮影したものですが、まだまだお花見の見頃でした。
京都の桜を見損なったという方は、4月中旬でも十分に美しい桜が楽しむことが出来るので足を運んでみて下さいね!
鞍馬寺へのアクセス情報
●住所・・・・・・・〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1074番地
●京阪電車・・・・・終点の出町柳駅から叡山電車に乗り換え鞍馬駅
●阪急電車・・・・・河原町駅下車⇒京阪電車祇園四条⇒出町柳⇒叡山電車に乗り換え鞍馬駅
●東西線・・・・・・三条京阪駅⇒京阪電車三条駅⇒出町柳⇒叡山電車に乗り換え鞍馬駅
●JR・・・・・・・JR奈良線東福寺駅⇒京阪電車東福寺駅⇒出町柳⇒叡山電車に乗り換え鞍馬駅
●バス・・・・・・・京都バス「17系統・大原ゆき」⇒出町柳駅前下車⇒叡山電車に乗り換え鞍馬駅
鞍馬駅から鞍馬寺までは徒歩で5分もあれば到着します。
駅前には大きな天狗の顔が出迎えてくれます。
また駅前には鞍馬の情緒ある風景と商店が並び、里山の懐かしい風景が広がります。
まとめ
ネットやテレビで桜の咲き誇る風景を見て、あ~もう満開なんだと気づく方も多いんじゃないでしょうか?
花見に行きたいけどこの週末は散ってしまってるだろうなぁと諦めてしまいがちですが、鞍馬寺の様に山あいのスポットは平地に比べて1週間ほど遅く見頃を迎えます。
鞍馬寺ならお花見の後に春の日差しを浴びながら貴船神社へのハイキングコースもあります。
見どころ満載の鞍馬寺の桜、ぜひ一度足を運んでみて下さい。