庭でのバーベキューの注意点は?意外と多い近隣とのトラブルと対策!
夏になると自宅の庭で友人や親類を招いてのバーベキューをするっていうご家庭も多いのではないですか?
屋外の開放的なロケーションでお肉を焼いたりお酒を飲んだりとテンションがあがりますよね~
しかし自宅の庭でバーベキューをする際には必ず配慮すべき注意点があるんです。
キャンプ場や河原でやる場合には全然意識しない事でも住宅街の庭でやる場合は別なんです。
では、その注意点についてみていきましょう!
庭でバーベキューをする時の注意点は?
庭でバーベキューをする事がキャンプ場などと何が違うのでしょう?
それは自宅は住宅街で日常の生活エリアであるといことが最大のポイントなんです。
バーベキューをする方は気の合う仲間との宴をいかに充実させるかに意識が集中して近隣への配慮をおろそかにしがちなんです。
それが日常生活、それも休日の貴重な時間を邪魔されたり、家事に影響が出るような状況になると当然苦情がでます。
逆の立場になれば想像に難くないですよね。
最近のニュースで自宅の庭で友人を招いてバーべーキューをしている際に隣人が「うるさいっ!」と言いながら現れて住人を刺して死亡させるという痛ましい事件も起きました。
このケースではバーべーキューを楽しむ話し声や物音に腹をたてた犯人が犯行に及んだようですが、それ以外にも煙や匂いなどで近隣と揉めるケースが多発しているようです。
住宅が密集しているので火の始末を徹底するのは当然ですが、その他にもしっかりと近隣への配慮をすることが庭でバーベキューをする際の忘れてはならない注意点なんです。
では具体的にどのようなところに注意して近所に迷惑を掛けないようにするのかをみていきましょう。
庭でのバーベキューで多いトラブルってなに?
自宅の庭でバーベキューをする際に多い近隣トラブルは・・・
■時間■
人々が活動する昼の時間帯ならさほど気にならない話し声や騒音も、夕食の時間帯以降のゆっくりとくつろいだり就寝する時間帯は話は別。
酷い場合は日付が変わろうかという深夜にまで盛り上がるケースがあるようです。
当然、昼間より声や音は響くし就寝の邪魔にもなり、無神経な態度に腹を立てる方がいるのは当然です。
たとえ日の明るいうちであっても長時間に及ぶといい加減にしてくれと思われる事もあります。
時間に関する心配りを忘れないようにしましょう。
■煙■
炭でお肉や野菜を焼くば煙が発生します。
風に乗って近隣のお宅の家の中にも流れ込みます。
これが冬であれば窓を閉めているのでさほど問題ないかも知れないのですが、季節は初夏から秋がシーズンなので注意が必要です。
他人のバーベキューの煙で室内が臭くなるのは気分のいいことではありませんね。
■匂い■
煙とも共通するのですが、匂いに関して多いのは洗濯ものや布団を干している家庭からやめてくれというクレーム。
これも逆の立場になればごもっともな意見です。
例えば休日にまとめて洗濯をする家庭なら大変に迷惑な話です。
■騒音■
基本的に学校や仕事が休みの日にすることが多いので、他の家庭も家でのんびり過ごしたりゆっくりと寝ているケースもあります。
建物が密集していると話し声や物音は反響します。
さらに話が盛り上がったり、お酒が入ると知らず知らずのうちに声が大きくなるもの。
人が集まればそれなりに騒音も発生します。
休日をゆっくりと静かに過ごしているご近所への配慮を忘れずに。
■事前の報告と挨拶■
事前に近隣に知らせずにバーべーキューを行い、火事かと勘違いされたり洗濯物に匂いが付いたとクリーニング代を請求されたケースがあるようです。
事前に日程や時間を伝えて、何かあれば連絡してくださいと一言挨拶しておけば心象もよくなりトラブルも回避できるかも知れません。
■違法駐車■
これはバーベキューとは直接関係ないのですがご近所トラブルの定番。
自宅周辺の道路への駐車で通行の妨げになったり事故の原因にもなりかねません。
警察へ通報されるケースも多いようです。
この6点が一般的に多いようです。
楽しいはずのバーベキューも近隣からの苦情で一気にテンションが下がり台無しにならないようにしましょう。
バーベキューだけならまだしも、今後のご近所づきあいにも悪影響を及ぼす場合もあるので要注意です。
近隣トラブルの対策は?
では先ほどのトラブル事例に沿って対策を考えてみましょう。
■時間の配慮■
基本的に週末に行う事が多いので夕暮れ以降は避けた方がベストです。
夕暮れ以降は食事やテレビを楽しんだり、早めに就寝するケースも考えられます。
あるデータによると近隣のバーベキューに関して、お昼の12時頃~夕方5時くらいがもっとも許容できる時間帯であるということです。
そして長時間にわたると話し声や物音へのストレスが高まるようなので3時間程度で終わらせるのが良いようです。
くれぐれも早朝や深夜の人々が活動しない時間帯は避けるべきですね。
■煙の対策■
煙とバーべーキューは切っても切れない関係なのですが、発生する量を減らせる事は可能です。
煙の一番の原因は肉の油やタレが網目から炭に落ちて蒸発する時に発生します。
タレ付きの肉や脂身の少ないお肉を使用することで抑制することができます。
また炭火ではなくホットプレートを使用する事でも対応できます。
費用を掛けれるなら煙の出にくいバーべーキューコンロなども販売されているようです。
■匂いの対策■
匂いが原因のクレームは洗濯物への付着です。
これは本当に難しい問題なんですが、外で調理をすれば匂いが風に乗って流れていきます。
なので事前にバーベキューをすると近隣に挨拶しておいて当日の洗濯を控えてもらうのが最善の方法です。
かと言ってこちらから洗濯物を控えてくれとは言えないので先方の判断に委ねるしかありません。
対策としては事前に挨拶に行き、匂いが出るのでご迷惑を掛けますと伝えるようにしましょう。
■騒音対策■
話し声や物音に神経を使いながらだと楽しくないかも知れませんが、住宅地である以上仕方がありません。
生活音くらいの大きさなら問題ないでしょうが、お酒を飲んでどんちゃん騒ぎをしたり、大音量で音楽をかけたりはトラブルのもと。
バーベキューを始める前に全員で話し声などに注意するように確認しておきましょう。
■事前の報告と挨拶■
これがトラブル全般を未然に防ぐ最善の方法です。
まず近隣へ配慮しているんだというのが相手に伝わり、その際に相手方の要望や事情などを知ることも出来ます。
もしかしたらその家庭に病人がいるので静かにして欲しいとかやめて欲しいなどの要望をリサーチできます。
このように事前に断りと挨拶をしておけば、知らなかったという事でトラブルになる可能性は低くなります。
もちろん、煙や匂いが迷惑なので中止して欲しいと言われた場合は従うのがベストでしょうね。
法的に庭でバーベキューをすること自体は違法ではありませんが、マナーやモラル、地域のルールを優先して判断することが肝心です。
■駐車場の対策■
敷地内に来客の車を駐車できないなら公共交通機関で来てもらうか、遠くてもコインパーキングを利用しましょう。
自宅周辺の道路に長時間にわたって駐車するとかなりの確率で苦情か警察へ通報されるケースが多いようです。
これも駐車禁止エリアかどうかに関わらずマナーとモラルの観点から判断する必要があります。
まとめ
このブログの管理人である私もアウトドアが趣味で、もちろんバーベキューも大好きなんです。
しかし今回の庭でのバーべーキューしかり、キャンプ場でのバーべーキューしかり、一部のマナーやモラルが欠如した方々の行いで問題が多いのも事実。
やはり火の管理や後片付け、近隣への配慮など第三者に不快な思いをさせないというのは大切なことです。
自分たちが楽しければ良いという自己中心的な考えはタブーです。
私もこのブログを書きながら、配慮や気配りについてわが身を振り返っています。
マナーやルールを守って環境や第三者に配慮したバーべーキューを楽しみましょうね!
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