正倉院展2017の日程は?見学にかかる所要時間は?空いてるのはいつ?
2018/10/10
毎年多くの来場者が訪れる正倉院展がいよいよ開催されます。
ファンの方はその年の目玉展示物を楽しみに毎年足を運ばれるほどの人気ぶりです。
それだけの人気イベントなので会場は混雑し行列に並んで入場しなければいけない場合も・・・
近年では旅行会社のバスツアーが多く組まれていて団体客と出くわすと待ち時間が2時間なんて事もあるようです。
そうなると人混みに押されてゆっくりと宝物を見学するのも一苦労。
このブログでは混雑する正倉院展を出来るだけスムーズに入場して空いている時間帯にゆっくりと楽しめるコツをお伝えしていきます。
例年の混雑状況から比較的すいている時間やチケットの購入方法などポイントを抑えておけばかなり無駄な時間を省けると思いますので参考にして下さい。
正倉院展2017の開催日程は?
第69回正倉院展では計58点の宝物が展示されます。
北倉から10点、中倉から25点、南倉から20点、成語蔵から3点でうち10点が初公開となっています。
聖武天皇ゆかりの宝物として樹の下に大きな羊が描かれた「羊木臈纈屛風(ひつじきろうけちのびょうぶ)」も目玉の一つです。
その他にもインドや中国に起源を持つとされる異国情緒あふれる宝物が展示され、華やかな天平文化に思いを馳せることが出来ます。
■開催日程■
2017年10月28日(土)~11月13日(月)
■開館時間■
9:00~18:00 (金・土・日曜日及び祝日は20:00まで)
*入場は閉館時間の30分前まで。
■開催場所■
奈良国立博物館 東新館・西新館
■アクセス■
●電車・・・駅から徒歩の場合は近鉄電車を利用したほうが便利です。
近鉄奈良駅の東改札口から地上に出ると登大路という広い道路が東西に通っています。
その道沿いに県庁や東大寺のある東に向かって約15分から20分ほど歩くと到着します。
季節的にも良い時期なので途中の興福寺や奈良公園の鹿をみながらブラブラと散策しながら行くのがおすすめです。
JR奈良駅からですと徒歩で約30分から40分ほどかかります。
三条通りというお店が立ち並ぶ通りを東に進み東向き商店街から近鉄奈良駅へ出れば先ほどの道のりへと続きます。
少し距離はありますが色んなお店が立ち並んでいるので運動がてら歩く方にはちょうど良い距離かも知れません。
歩くのが困難な方はバスの利用をおすすめします。
●バス・・・JR奈良駅東口と近鉄奈良駅から市内循環バスが約10分間隔で運行されていて「氷室神社・国立博物館」で下車。
正倉院開催期間中はJR奈良駅西口の16番乗り場と近鉄奈良駅から「ぐるっとバス」が15分間隔で運行されるので「国立博物館」で下車してください。
*開催期間中はマイカーなども増えるので周辺道路が渋滞してバスの到着時刻が遅れることもあります。
奈良国立博物館の周辺は道幅も狭く駐車場も多くないので公共交通機関を利用しましょう。
見学にかかる所要時間や空いている時間帯は?
所要時間に関してはそれぞれの楽しみ方や混雑状況によって違いがありますが約2時間前後あれば十分だと思います。
混雑時には入場制限がかかり2時間ほど並ばなくてはいけない場合もあります。
混雑している時間帯に行くと目当ての展示物を見るために人混みをかき分けて行かなくては近くで見れないので更に時間がかかります。
下手をすると人波に押されて楽しみにしていた宝物を見る暇もなく流されてしまうことも・・・
なので例年の込み具合から開館の30分前には到着して早めに並ぶか夕方の閉館前に行けば比較的空いています。
特に混みあうのは10時から12時頃です。
この時間帯はバスツアーの到着が最も多いようです。
また12時から13時頃は団体客が昼食の時間になるので少し混雑が緩和される傾向があります。
もちろんその日によって違いがありますのでご注意くださいね。
前売りチケットを購入して待ち時間を短縮する
行く日が決まっているなら断然、前売りチケットを購入しておくのがおすすめです。
当日券だとまずチケットを購入するのに並んで、さらに入場するのに行列に並ばなければいけません。
料金も当日券より100円安く設定されているのでお得です。
また夕方の空いている時間に行くなら「オータムレイトチケット」というものが発売されています。
入場時間に制限がありますが前売りチケットよりさらに安く設定されているので検討してみてはいかがでしょうか。
では各チケットの料金と特徴を説明していきます。
【当日券】
名前の通り当日に会場で購入します。
曜日や時間帯によってはチケットを購入するための列に並び時間がかかる場合があります。
土曜日や日曜日、祝日はかなりの確率で行列ができています。
■一般・・・・・1,100円
■高・大学生・・・700円
■小・中学生・・・400円
*確実ではありませんが近鉄奈良駅4番出口を出てすぐの「チケットショップ8」に毎年、正倉院のチケットを販売されているので覗いてみてはいかがでしょう?
もしかしたら安く購入出来て列に並ばなくてすむかも知れませんよ!
【前売り券】
発売期間は9月13日(水)~10月27日(金)です。
事前に行くことが決まっているなら断然お得&便利です。
料金が安いのと券売所で並ぶ必要がありません。
さらに中学生以下のお子さんと行く場合は親子ペアチケットというお得なチケットもあります。
■一般・・・・・1,000円
■高・大学生・・・600円
■小・中学生・・・300円
■親子ペアチケット・・・1,100円(一般と小・中学生のペア)
【前売り券の購入場所】
●奈良国立博物館観覧券売り場
●東海ツアーズ
●近畿日本ツーリスト
●日本旅行
●JTB
●セブンイレブン
●ローソンチケット
●チケットぴあ
●CNプレイガイド
●イープラス
●近鉄沿線の主要駅
【オータムレイトチケット】
このチケットは閉館の1時間30分前以降にのみ入場できます。
通常の所要時間は2時間程度ですが、比較的空いている時間帯なので1時間30分あれば全ての展示物を見ることも可能です。
チケットの発売は当日の閉館2時間30分前から観覧券売り場で購入する事が出来ます。
例えば平日だと13時頃に奈良へ到着して近鉄奈良駅近辺でランチを楽しんだあと、食後の運動も兼ねて爽やかな秋風を感じながら興福寺や奈良公園の鹿と写真を撮るなどしながら徒歩で行くというのがおすすめです。
国立博物館でチケットを購入後、入場まで1時間ほど時間があるので徒歩で5分程度の東大寺で大仏様をお参りされるというプランはどうでしょう!?
15分ほど歩けば春日大社もあるので足を延ばしてみるのもいいかも知れません。
■一般・・・・・800円
■高・大学生・・500円
■小・中学生・・200円
まとめ
年々、来場者が増加傾向にある正倉院展。
以前より訪日外国人の増加もあってか待ち時間や混雑が凄い事になる日も珍しくないようです。
それでも比較的空いている時間帯を狙い、前売り券を購入しておくなどの準備があればかなり違うと思います。
正倉院の周辺は東大寺、春日大社、興福寺や浮御堂など観光スポットも多いのでスケジュールをたてて空いている時間帯に行くことがポイントです。
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