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テフロン加工のフライパンの寿命を長持ちさせる調理のコツや洗い方は?

      2017/11/03

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油が不要で焦げ付きにくい『テフロン加工』のフライパンやお鍋は主婦にとって便利な調理器具です。

最近では安いものならワンコインで買えるほど安い商品からティファールのような少し高価な商品まで販売されています。

ちなみにテフロン加工という名称はデュポン社がもつ登録商標で正式には『フッ素樹脂加工』と呼ばれています。

ホームセンターやネット通販などで購入する場合にフッ素樹脂加工と表示されていればテフロン加工と同じ構造だということです。

ではこのテフロン加工の寿命ってどれくらいなのか、長持ちさせるコツはあるのかなどについてお伝えしていきます。

ちょっとした知識や扱い方で違いが出てくるので参考にして下さいね。

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テフロン加工されたフライパンの寿命ってどれくらい?

とにかく焦げ付きにくく油も不要でヘルシー志向の方には重宝されているテフロン加工のフライパンやお鍋。

最近では安いものも販売されているので焦げ付きが酷くなったら買い替えるというパターンも多いようですが、ティファールのような少し高価なものだと長く使いたいですよね。

ではテフロン加工の寿命ってどれくらいなんでしょうか?

ティファールだと8点セットで10,000円程度で販売されていますが、上手に使えば5年ほど焦げ付かずに使う事が出来ます。

しかし2年ほどで焦げ付きが酷くなって買い替えたという方もいます。

なぜ同じ商品でこれだけの差がでるのでしょうか?

その答えは扱い方に違いがあるのです。

テフロン加工されている調理器具のほとんどがアルミニウム合金にフッ素樹脂加工が施されています。

アルミニウムとフッ素樹脂という違う特性のものが合体してひとつのフライパンが出来ているのがポイントです。

そこを理解して正しい使い方をしていれば寿命に大きな差が出てきます。

10,000円でも5年間使えれば年間2,000円の出費ということなので、ティファールはコスパ的に素晴らしい商品だと思います。

テフロン加工の寿命がどれくらいかというのは使用頻度や扱い方で変わってくるという事ですね。

ではテフロン加工を長持ちさせるにはどのように扱えば長く愛用できるのでしょうか?

テフロン加工を長持ちさせる調理のコツは?

まず調理の際にテフロン加工を長持ちさせるためのポイントです。

■絶対に空焼きで放置しない■

炒め物などをするときはまずフライパンを熱してから具材を投入しますね。

しかし注意しなければいけないのが空焼きで放置するのはNGです。

フライパンから煙が出るほどまで加熱すると完全にフッ素樹脂加工を痛めてしまいます。

ティファールの『マークが消えたら加熱完了』というのは、逆にこれ以上加熱しないで下さいという事ですね。

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フッ素樹脂加工されている調理器具は熱伝導率が悪いので、どうしても調理前に強火で早く温めようとしてしまう傾向があります。

結果的にこれがコーティングの寿命を縮めるのです。

また具材を投入して調理開始後も強火にせずに中火で行うのが好ましいのです。

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簡単にいうとフッ素樹脂加工は過度な加熱に強くないということです。

例えばチャーハンのような強火で調理するようなものは鉄やステンレス製のフライパンを使うのが適しているといえます。

コーティングを傷めない調理温度は約180℃が目安となります。

■金属製のヘラやお玉は使用しない■

具材を混ぜ合わせるのは木製や耐熱性のプラスチック製のものを使用しましょう。

お好み焼きを焼く場合などに金属製のコテを使うとコーティング表面を傷つけて寿命を縮める原因になります。

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目に見えないほどの小さな傷であってもそこから塩分による腐食によってコーティングを痛めてしまいます。

フッ素樹脂の熱伝導が悪いぶん、コーティングは薄くされているのでデリケートに扱う必要があるのです。


テフロン加工を長持ちさせる洗い方のコツは?

次に調理後の洗い方にも長持ちさせるポイントがあるのです。

■急激な温度変化はNG■

まず調理が終わってすぐに水を掛けて洗うのは避けましょう。

熱いうちに洗えばさっと汚れが落ちるのでやってしまいがちです。

これが本体のアルミニウム合金とフッ素樹脂の剥離につながる主な要因になります。

料理を盛りつけた後はそのままフライパンを放置して冷ますか、熱めのお湯で浸け置きしましょう。

あまりに汚れが気になる場合は冷める前にキッチンペーパーで拭き取るようにしてください。

熱いままの状態から冷たい水をかけられて起こる急激な温度変化は劣化の大きな原因になります。

■洗う時は柔らかいスポンジと中性洗剤で!■

洗う際には出来るだけ柔らかいスポンジを使用しましょう。

頑固な汚れに強い!的なスポンジはコーティング表面を傷めます。

また研磨剤の入ったものもNGです。

要はいかにコーティングを傷つけないように洗うかといのが重要なんですね。

あとはアルカリ性の洗剤もテフロン加工の劣化に繋がるので中性洗剤で優しく洗うのがポイントです。

まとめ

焦げ付きにくく油も不要で便利なテフロン加工ですが、寿命を長持ちさせようと思うと取り扱いに面倒な部分もあります。

調理の際の温度や器具の材質、さらには洗い方まで・・・

テフロン加工を長持ちさせようと腫れもに触るように扱っていると料理よりそっちに意識が集中してしまい本末転倒です。

調理器具はあくまで美味しい料理を作るための道具なので優先順位を見失わないことが大切です。

女性には重くて扱いにくいという欠点がありますが鉄製のフライパンやお鍋を料理ごとに使い分けるのがベストですね。

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