家族がインフルエンザに感染した時の対処は?看護の注意点を学ぼう!
2016/01/13
近年の冬の代名詞といえばインフルエンザ。
いくら気を付けていても目に見えないインフルエンザウイルスを完全に防ぐことは難しいのが現実です。
家族がインフルエンザに感染してしまい、看護するはずのが自分も寝込んでしまうという最悪の事態は避けたいものです。
いかに被害を最小限に抑えるかが大切なポイントですね!
今回は感染してしまった家族を看護するときの注意点を学んで、感染拡大を防ぐ3つのポイントをお伝えします!!
看護は複数ではなく1人が担当する
家族がインフルエンザに感染した場合に看護を1人に任せては負担が重いので分担しようとするのは禁物です。
当然、1人に負担させるのは気が引けますが複数で患者と接触することで拡大のリスクは高まります。
ですので、患者と接触して看護する人は固定しましょう。
家族が感染した時の看護の協力は直接的な看病だけでなく、それ以外の家事や用事を分担することで協力し合えます。
看病する人には看病だけを担当してもらい、出来る限り疲れを軽減できるようにしましょう。
当然、疲労から免疫力がさがり感染のリスクも増えてしまいますからね。
看病は1人であっても、それぞれが出来ることを分担することで体力的にも精神的にも助け合うことが大切です。
生活エリアを分ける
感染拡大を防ぐ重要なのは患者との生活エリアを分けることです。
インフルエンザウイルスは空気感染や飛沫感染しますので、患者が療養する部屋は出来る限り居間や台所など共有エリアから離すようにして下さい。
トイレが2つある家なら感染中は患者の使うトイレを決めましょう。また、患者が風呂に入る場合は一番最後に入るのが懸命です。
可能な限り看護する者以外は患者と距離を置く事が大切です。
高熱が出て辛い思いをしている家族に距離を置くのは気が引けますが、更に感染する事が家族にとって一番辛い結果になるので徹底しましょう。
患者と看護人が接触する際はマスクを着用する
双方がマスクを着用することで感染のリスクはかなり軽減されます。
看護をするときは必ず着用しましょう。ちょっとお水を持っていくだけだからと油断は禁物です。
看護する者は療養している部屋に入る時は例え一瞬でもマスクを着用する。また入室する際には患者に入室する事を伝えてマスクを着用してもらう。
これくらい徹底することが大切です。
まとめ
完全にインフルエンザを防ぐのは不可能です。
ですから、もし家族が感染した場合にどう対処して拡大を防ぐかという発想が大切です。
インフルエンザに感染すれば本人も家族も辛いものです。
そんな時こそ家族が知識を付けて協力し合いましょう。