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マンションのクローゼットのカビの原因は?湿気対策と掃除の方法は?

   

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最近のマンションは気密性が高く湿気や結露が発生しやすくなっています。

特に梅雨や冬場になるとクローゼットや押入れがカビ臭いと感じたことはありませんか?

カビの臭いを感じたら間違いなくどこかに繁殖しています。

カビは臭いだけでなく壁紙が黒ずんだり、クローゼットに収納している物や衣服にも繁殖します。

そして一番深刻なのは健康にも害があるという事です。

まずはカビが生える原因を知り、対策を知っておきましょう。

すでにカビが繁殖している場合は除去や掃除の方法が重要です。

また賃貸マンションにお住いの場合は退去時にカビで汚れた壁紙や下地などの修復費用を請求される場合もあるので注意しましょう。

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マンションのクローゼットのカビの原因は?

カビが繁殖しやすいのは梅雨の季節と冬場です。

なぜこの時期にカビが繁殖しやすくなるのかを知って予防や対策に役立てましょう。

■梅雨の時期にカビが繁殖する原因は?■

6月になると気温の上昇と梅雨で雨の日が多くなり湿度が高くなります。

湿気を多く含んだ空気が循環しにくいクローゼットや押入れに入り込みカビが繁殖する条件に適した状態になります。

それ以外にカビが繁殖しやすい場所として家具の裏側も空気がこもりやすいので要注意です。

間取りの中では北側の部屋が日当たりが悪く、寝室として利用される場合が多いのでカビが生えやすくなります。

日当たりが悪いので基本的にジメジメしやすいのと、就寝時の大人の発汗量が関係しています。

大人が就寝時にかく汗の量は50g/1時間。

7時間睡眠で約350gの汗をかきます。

2人で寝ていると倍の700gとなる訳です。

更にカビが繁殖するための条件としてホコリ、木材、壁紙、ダニの死骸、人間の垢などあらゆるものを栄養分にします。

カビが最も好む温度は20℃~30℃ですが、実はダニもこの温度帯を好みます。

梅雨にカビが繁殖しやすいのは湿度、温度、栄養分の繁殖条件が揃う事が一番の原因です。

逆に30℃を超えるとカビは繁殖しにくく、36℃を超えるとほぼ繁殖しなくなるので夏場には生えないのです。

 

■冬場にカビが繁殖する原因は?■

では、梅雨と違って空気が乾燥する冬場にカビが繁殖するのでしょう?

冬場のカビの原因は結露なのです。

結露のメカニズムは冷たい外気によって冷やされた窓ガラスやサッシに室内の暖かく湿気を含んだ空気が触れる事で水滴になります。

ちょうど氷水を入れたコップの外側に水滴が付くのと同じ状態です。

特に結露が多くなる条件として洗濯物を部屋干しにしたり石油ストーブで部屋を温めた場合です。

洗濯物が含んだ水分が空気中に蒸発するのと、石油ストーブは石油と同じ量の水蒸気が発生するからです。

この様に結露で湿気を多く含んだ空気は比較的、温度の低い場所に流れる特性があるのでクローゼットの中や北側の部屋が湿気てしまうのです。

これによってカビが繁殖しやすい状態になるという訳です。

マンションのクローゼットの湿気対策は?

梅雨の季節、冬場に限らずクローゼットの中の空気をしっかりと循環させることです。

空気が循環する事で湿気でジメジメする事を防ぐのが最も重要です。

そしてホコリやダニの死骸などの栄養分を与えない事です。

■クローゼットの湿気対策7か条■

①1日に数回、窓を開けて室内の空気を入れ替える。

②その際に扇風機などでクローゼットの扉を開けて中の空気を循環させる。

③クローゼット内の荷物などは隙間を開けて収納する。

④除湿剤や重曹を置く。

⑤防カビスプレーを吹き付けておく。(人体やペットに無害なものが販売されています)

⑥クローゼットの中の床と壁をスノコで覆い通気性を上げる。

⑦掃除機をしてホコリやゴミを残さない。

以上の対策をする事で格段に湿気を減らしカビの繁殖を抑制する効果が期待できます。

クローゼットの湿気対策に重曹が大活躍!作り方と設置場所を解説!!


クローゼットに繁殖したカビの掃除の方法は?

すでにカビが繁殖してしまった場合にはどの様にして除去、掃除すればいいのでしょうか?

濡れた雑巾などで拭き取るだけでは表面的に除去しただけでカビはすぐに再生します。

床や壁紙にカビ菌の根っこが残っている状態なのです。

この状態では浮遊菌が空気中に漂ったままなのです。

これでは健康にも害を及ぼします。

完全に除去するには次亜塩素酸ナトリウムを使用します。

次亜塩素酸ナトリウムって一般的にあまり聞きなれないので詳しく解説していきます。

■次亜塩素酸ナトリウムでの掃除の方法■

①薬局で次亜塩素酸ナトリウムを購入。(有効塩素濃度4%未満のもの)

②次亜塩素酸ナトリウム1:水3の割合で霧吹きに希釈する。

③②で作った除菌剤をカビが繁殖している範囲より広めに噴霧する。

④1時間ほど放置する。

⑤その後、雑巾でくまなく拭き取る。

⑥拭き取り後にカビが残っている場合は③から繰り返す。

これでカビを根元から除去する事ができます。

よくカビの掃除にエタノール系の除菌剤がありますが除菌力、殺菌力ともに次亜塩素酸ナトリウムの方が効果が期待できます。

その後、拭き取った箇所を完全に乾燥させ防カビスプレーをしておけば再繁殖する事はほぼありません。

まとめ

カビが繁殖すると見た目にも気持ち悪く、健康被害のリスクもあります。

また壁紙が黒ずんだり、床や壁の老朽化の原因にもなります。

荷物や衣類を収納するクローゼット内を換気したり、掃除機をかけるのは手間がかかりますが予防対策は重要です。

日本は湿気が多いからと諦めずに予防、対策、除去でカビの繁殖を抑えましょう。

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