暖房器具の電気代を抑えたい!徹底比較でオススメ器具を選ぼう!!
2016/01/13
寒いのが超苦手な僕は、この季節になると冬眠できればどんなに幸せかと毎年のように思うのです。
春になって目が覚めて、モソモソと土から出てくるような生活が出来ればどんなに幸せかと・・・
しかし、そんな訳にもいかないので可能な限り電気代を抑えて、いかに快適な住空間を作り出すかという事に全力投球しています!
今回は電気による暖房器具にスポットあててお伝えしていきます。
それぞれの環境に合った暖房器具を選ぶ時の参考にして下さいね!!
状況に応じた暖房器具を選ぶポイント!
電気代を安く抑える暖房器具といっても、それぞれが今どんな状況で生活しているかで変わってきます。
1人暮らしなのか、家族で生活しているのかなどで選択する器具は異なるのです。
例えば1人暮らしの場合なら自分のいる場所をピンポイントで暖めてくれれば良いし、家族で暮らしているならば部屋全体を暖める必要があります。
ということは、選ぶ暖房器具も違ってきますよね!?
状況に関わらず、共通のテーマとして低コストで暖かく快適な暖房器具は何かを考えます。
また、別の視点から1か月の電気代の予算を暖房器具選びの基準にするという発想もあります。
暖房効果は十分とは言えなくても、電気代の予算をオーバーしないことを第一目標としてどんな器具をチョイスするかというケースも考えられますね。
このように、環境に応じて効率的に暖めてくれる器具選びと電気代の予算から選ぶという2つの視点で見ることも大切です。
貴方の生活環境や予算でベストな選択は何かを考えてみて下さい!!
各暖房器具の電気代を比較
電気代が高い安いって結構イメージで捉えてる方って多いようです。
実際の電気代がいくら掛かるのかを知り、適切な器具選びに役立てましょう!
以下の数値は1時間使用した場合の電気料金です。各家庭で1日に使用する時間から月間の電気代を算出してみましょう。
今回は1日に8時間使用した場合で月間の電気代を算出しています。
【こたつ】
日本の家庭の冬と言えばこたつですね。暖房機能だけでなく冬の家庭の風景を思い出させてくれる癒しの暖房器具です。
75㎝×75㎝サイズのこたつでの弱運転~強運転の1時間あたりの電気代は約2円~5円です。
1か月の電気代は480円~1200円になります。
【ホットカーペット】
くつろぐスペースを床から暖めてくれるホットカーペットですが、実は僕の一番のオススメなんです!
活用方法は次の章でお伝えしますが、使い方を工夫すれば電気代や効果を考えれば一番の優れものだと思います。
3畳用のもので1時間あたりの電気代は7円~11円です。
1か月の電気代は1680円~2640円になります。
【エアコン暖房】
部屋全体を暖めてくれるエアコン暖房は家族がくつろぐ居間などで重宝しますね。
しかし、部屋全体を暖めるのに時間が掛かってしまうのが難点です。使う時の目的と状況で上手く使い分ける必要があります。
例えば、出勤前や子供が学校に行くまでの間に使用するのには適しているとは言えないですね。
部屋が暖まった頃には部屋を出るなんてことも・・・夜に家族の団らんを楽しむ時間帯に使用するのがベストですね。
6畳用のもので1時間あたりの電気代は約3.5円~35円です。
1か月の電気代は840円~8400円になります。
【セラミックファンヒーター】
狭い部屋などを暖めるのに適した器具です。温風を循環させて部屋全体を暖めてくれます。子供部屋などに適しています。
空気清浄機能や加湿機能を装備したものが販売されているので受験生のいるご家庭には良いかも知れませんね。
1時間あたりの電気代は約14円~30円です。
1か月の電気代は3360円~7200円になります。
【オイルヒーター】
電気代は割高ですが安全性を優先するならオススメです。
暖まるまで多少の時間が掛かるので使用する状況で上手く使い分ける必要があります。
1時間あたりの電気代は約13円~31円です。
1か月の電気代は3120円~7440円になります。
【カーボンヒーター】
短時間だけ暖をとるのに適しています。登校前や出勤前に使用するのには良い器具だと言えます。
比較的早く暖めてくれるのでピンポイントで活用するのに力を発揮するタイプですね。野球で言えば中継ぎって感じでしょうか!?
1時間あたりの電気代は約12円~23円です。
1か月あたりの電気代は2880円~5520円になります。
【パネルヒーター】
赤外線や遠赤外線で暖めてくれるのが特徴です。空気などを介さずに電磁波で直接、対象物を暖めるので短時間の使用に適しています。
帰宅後にエアコン暖房が部屋を暖めてくれるまでの短時間だけ使用する場合に力を発揮します。
1時間あたりの電気代は約15円~26円です。
1か月あたりの電気代は3600円~6240円になります。
【電気ストーブ】
電気ストーブは暖房器具としてメジャーな存在ですが意外と電気代が高いんです。
購入価格は安いのですがランニングコストと暖房効果を加味すると経済的ではないですね。
これも使用する状況によって異なりますが1人部屋で使用するならエアコン暖房よりも経済的に使うことも可能です。
1時間あたりの電気代は約26円です。
1か月の電気代は6240円になります。
以上のように各器具の消費電力と暖房性能をトータルで考えて、最適な暖房器具をお選び下さい!!
目的別の暖房器具まとめ
【居間などの広めの部屋】
●エアコン
【子供部屋などの狭い空間】
●ファンヒーター ●オイルヒーター
【ピンポイントで暖める場合】
●パネルヒーター ●カーボンヒーター
【暖めたいポイントが決まっている場合】
●こたつ ●ホットカーペット
まとめ
このように使用するシーンによって適した暖房器具は異なってきます。
まずは、それぞれの器具の特徴を知って経済的、目的にあったものを使い分けましょう!
ちなみに我が家の冬の暖房対策で実践している器具の活用方法はズバリ!ホットカーペットです。
我が家では冬に使用する暖房器具はホットカーペットのみです!!
我が家はマンションなのですが、近年の住宅は気密性が優れていますので床を暖めることで十分に寒さをしのげます。
ホットカーペットをいれて下半身にブランケットなどを掛けていれば適度な暖を取れます。
部屋全体を暖める必要もなく、無駄な電力を省けて人工的な暖かい空気で暖を取るよりも快適な住空間を作り出せます。
例えば、こたつがある家庭ならホットカーペットを使用してこたつのスイッチを入れずに使用すれば部屋の温度を高めながら快適な暖を取ることが出来ます。
椅子で生活されている家庭を除けば、床から暖めるというホットカーペットがコスト面や住環境の両面でオススメです。
是非、お試しあれ!!