肉の冷凍保存にはアルミホイルで美味しさ長持ち。保存方法を画像で解説!
スーパーの特売で買いだめした時や、お中元やお歳暮で高価なお肉を貰ったけどすぐには食べきれそうもない・・・
こんな時に冷凍保存をするご家庭が大半だと思います。この冷凍保存の方法なんですが、どのような状態で保存してますか?
実はちょっとしたひと手間で格段にお肉の品質を落とさずに保存できるんです。またこの方法なら冷蔵保存でも力を発揮しますので一般家庭以外に飲食店さんでも活用できるのでお試しください。
肉の冷凍保存にはアルミホイルを活用!
多めに買ったお肉やお歳暮などで頂いたけどすぐに食べきれそうにない高価なお肉の保存ってどうしてますか?多くの家庭では冷凍保存していると思うんですが、スーパーでパックに入って売られている状態のまま冷凍したり、ラップに包んだ状態で冷凍していませんか?
実はこの状態ではお肉が冷凍焼けを起こして変色したり、変な臭いがついたりしてしまうんです。この冷凍焼けと言われる劣化は食品自体が含む水分が蒸発して乾燥した状態になるんです。そして、冷凍庫は常に一定の温度で冷やしているのではなく開閉時の外気の侵入や、霜取り機能が働いているときには庫内の温度が上昇していて食品自体が若干の解凍状態になってしまいます。この際にほんの少しですが緩くなった冷凍状態から再氷結を繰り返すことで更に食品の劣化が進んでしまいます。
この冷凍焼けになる状態を解決することでお肉を美味しいままで長く保存することが出来るという訳です。この方法は冷蔵保存の際にも効果的です。私は基本的に冷凍するのが好きではないので冷蔵保存するのですが、この方法にしてから保存期間が少なくとも2倍は持つようになりました。
その方法とはアルミホイルで包む。それだけなんです(笑)まずはアルミホイルに包んで保存すると、どうして品質を保てるのか簡単に解説していきます。お肉以外の食品にも応用が利くので品質保持のメカニズムを知っておいてください。
アルミホイル保存で長く品質保持できる訳!
ではアルミホイルがどういう働きでお肉を長く美味しく保ってくれるのかについてお伝えしていきますね。これは魚や野菜にも活用できるので生活の知恵として重宝しますよ。
ラップに包んだだけの状態では透明なので光を通し変色し、破れた部分や隙間から空気が入り乾燥し食品がカスカスになったりして冷凍焼けを起こしてしまいます。
【アルミホイルに包むことによる効果】
■肉に限らず食材の美味しさを長く保って保存するコツは出来るだけ短時間で急速冷凍する事なんです。アルミホイルは熱伝導が良いのでラップだけに包んで冷凍するよりも格段に速く冷凍出来てしまうのです。
■アルミホイルには遮光、赤外線反射、耐熱などの効果があるので霜がつきにくく、変色もしにくい。要するに外気の影響を受けにくいのです。
これらの効果でお肉の保存状態は格段にあがり、解凍後も美味しく食べられるっていう事なんですね!では、保存の方法を画像付きで詳しく解説していきます。
アルミホイルでお肉を保存する方法!
①はじめにお肉の表面についた水分をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
②次にラップで出来るだけ空気が入らないようにしっかりとお肉を包みます。
③その上から更にアルミホイルでお肉全体を包み込みます。はい、出来上がり!!
この状態で冷凍庫の出来るだけ奥に入れれば美味しさを長持ちさせて保存することが出来ます。完全に凍ってからジップロックなどに入れて保存すると更に驚くほど以前の保存状態とは違う効果を発揮しますよ。
そして冷蔵で保存する場合に私がやっているのはステンレス製の容器に入れてアルミホイルで蓋をしています。この方法ならラップに包んで冷蔵保存している状態と比較すると少なくとも倍以上の保存期間になります。ぜひお試しあれ!
まとめ
私もこの方法を知るまでは多少の劣化は仕方ないし、ましてや冷蔵では2日もすれば変色するのが当たり前って思ってました。
ラップで包まずにアルミホイルだけでも同等の効果はあるのですが、2重包装する方が持ちは良いですね。特に冷凍保存して解凍する時にアルミホイルだけだとお肉にひっついている場合があるのでラップがあることで簡単にはがすことが出来ます。するとそのままレンジにもかけらるので便利ですよ。
私の友人は大量に買った明太子をこの方法で1か月ほど冷凍保存したらしいのですが、全くといっていいほど買った時と変わらない状態で美味しく食べれたらしいですよ。
ぜひ一度やってみて下さいね~!!